意図が伝わりやすい数を考え
2453個から184個に絞り込み

 これで完全に形が固まりました。この先は「定着」部分の中においてのさらなる「定着」部分。絵画で言えが、仕上げ段階。

 並べ方の規則性としては、最終形の右端から左端に向かって<角→足>。上から下に向かって<すっきり→にぎやか>となります。つまり、左の下の方ほど、<ごちゃごちゃした足があるもの>。右上の法ほど、<六角形でシンプルなもの>となり、それぞれ個体が徐々に変化するように並べればいい。

 次に、全部でいくつ並べれば、意図が伝わりやすいか考えます。細かくすれば面白いのですが、ぱっと視認できないほどにすると、インフォグラフィックとして意味を持たないのでほどほどに、です。結果、184個の枠でいいなとなる。

 方向と個数を意識しながら、今度は本の中の各個体を見ながら、美しいグラデーションに並ぶように、ピックアップしていきます。2453個から184個に絞り込みました。

 決まったら、ラフに指示した番号に対応するように、各写真に番号をふっていきます。そしてラフと写真184画像を、小宮山さんに送ったら、あとは完成を待つばかり。

 ここでおさらい的に、完成型をどうぞ。

「雪の結晶」2453種類を分類しパーツとして<br />組みあげた「雪の結晶」インフォグラフィックグラフィック作成/小宮山秀明
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 <雪の結晶で雪の結晶を作る>という発想。コンセプトワークという観点から、今回のインフォグラフィックは、非常に意義深いと思っています。

 個体―細かい要素と、全体像―まとまった形が同じであるというのは、構造オチが効いていると考えます。

 次回は「家紋で囲碁」です。お楽しみに。

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<参考ー石黒謙吾ブログ>

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