同調査では、「(選んだ)企業で働きたい理由」についても聞いています。それによると、最も多かった理由が「やりがいのある仕事ができそうだから」で31.5%。次に「将来的に安定しているから」(20.8%)が続きました。つまり、「やりがい」と「安定」を足すと、理由の過半数を超えていたのです。転職となると、「賃金」は最も気になる要素の1つですが、同調査では4位で12.8%に過ぎませんでした。

 転職サイトDODAが行った「転職人気企業ランキング2013」で12位にランクインしたタニタに関する投票者のコメントからも、重視したのは「安定」や「やりがい」であることが伺えます。

「多くの人の健康に貢献できる仕事に携われそうだから」(23歳/女性/ITエンジニア)

「社員食堂のレシピ本や店舗展開など、社内の取り組みをビジネスにするという斬新な発想の企業だから」(29歳/女性/企画管理)

「健康に関することを調べるのが好きなので、業務にも役立てられそうだから」(28歳/女性/企画管理)

 タニタからは、1923年に創業した90年超の歴史ある会社という「安定感」、そして測定器や社員食堂などのイメージから健康づくりへの貢献による「やりがい」も感じられます。そうしたことが1位の要因かもしれません。また、ここでは明らかになっていませんが、「タニタの社員食堂で食事をしてみたい…」というのも大きな要素に思えてなりません。