レタスやタマネギの匂いに鎮静作用

 不眠に効くと言われる食品がいくつかあるのでお教えしましょう。

 レタスにはラクチュコピクリンという鎮静作用のある成分が含まれており、夕食に食べると熟睡効果が期待できます。1回に食べる目安量は大玉4分の1個ほど。生で食べるのが大変なら加熱してスープや炒めものにしてください。

 タマネギにも鎮静作用があります。タマネギを切ったときに出るあの独特の匂い、硫化アリルに入眠効果が期待できるのです。わけぎ、にら、ニンニクにも硫化アリルが含まれています。

寝酒よりサプリメントや睡眠薬が合理的

 比較的深刻な不眠で悩んでいるなら、睡眠薬の一歩手前、漢方薬の酸棗仁湯(さんそうにんとう)、サプリメントのメラトニンやバレリアンなどを飲むことも考えられます。ただし、バレリアンなどは肝機能障害のある人には向きませんので、漢方薬、サプリメントを使用する際も医師や薬剤師と相談するようにしましょう。

 仕事などのストレスが強くて寝酒に頼らないと眠れない人がいらっしゃるかもしれませんが、これはお勧めできません。寝酒は習慣になりますし、酒量の増加にもつながります。しかも睡眠時の呼吸に影響が出て、眠りが浅くなります。またお酒によっては糖化につながり動脈硬化が進みます。

 むしろ睡眠薬を上手に使う方が合理的です。最近の睡眠薬は短い時間効くハルシオンやレンドルミン、長い時間効くダルメート、中間のマイスリンなどいろいろなタイプが出ているので、ご自分の不眠の症状を医師に相談した上で、適切な薬を処方してもらうといいでしょう。