ダイヤモンド社の書籍編集局では、ただいま中途採用で編集者を募集しています(詳しい募集要項はダイヤモンド社の採用情報ページをご覧下さい)。
そこで、局内にある4つの編集部の編集長たちが、職場全体の雰囲気や各編集部の特徴、共に働きたい人材像などについて語り合いました。お読みいただき、我こそは!と思われた編集者の方は、ぜひともご応募ください。お待ちしています! 応募〆切は2016年8月19日(金)です!
積極的に行われている
編集ノウハウの共有
──まずは、書籍編集局の職場の雰囲気について教えて下さい。
和田史子(以下、和田) 自立した大人のプロ集団という感じでしょうか。一人ひとりが、自ら考え行動する組織。かといって、独立独歩というわけではありません。私が所属する第3編集部は比較的若手が多いのですが、それぞれのナレッジを共有し、高め合う文化が醸成しつつあります。
弊社には、実に多くのベストセラー編集者がいますが、皆が自分のノウハウを隠すことなく積極的に周囲の人たちにオープンにしている点はとても良いと思います。これからも、より積極的に情報共有していきたいですね。
市川有人(以下、市川) やる気のある人にとっては、のびのびと仕事ができる環境だと思います。個人の強みを活かして自立した編集者を育てるという風土があるので、やりたいことがたくさんある人にとっては、その機会はあちこちに転がっていると思います。
また、4つに分かれている編集部には業界屈指のヒットメーカーたちがたくさん在籍していますが、彼らが自身のノウハウを積極的に他の人と共有していることは大きな特徴だと思います。誰に対しても気軽にアドバイスを求められるし、若手編集者にとっては、まさにヒットの秘訣を学べる学校とも言えるのではないでしょうか。
小川敦行(以下、小川) 一人ひとりが責任感を持ちながらも、自由に仕事をしていますね。どんなジャンルの本をつくるかは個々に任されていますし、刊行点数のノルマもありません。それでいて高いモチベーションが保たれている。それは、やはり「本づくり」が好きな人たちが集まっているからだと思います。
そして、和田さんや市川さんが言うとおりオープンなコミュニケーションも大きな特長ですね。書籍編集局のフロアでは、編集者同士が企画の話し合いをしている姿をよく見かけます。「あの人は自己啓発書が得意だから!」といって隣の編集部に意見を聞きに行く人や、自主的に何人かで集まって企画ミーティングをしている若手もいます。そういう人たちの姿を見ると、本づくりが天職なんだろうなと感じます。
土江英明(以下、土江) たしかに、編集のスキルを皆でシェアしようという気持ちの人だらけなので、編集部の垣根を越えて「このタイトルどう思いますか?」「このカバー案どう思いますか?」というやり取りが、日常的に局のフロアで行われています。また、外部の方がイメージされるよりは、のんびりした雰囲気があるかもしれません。ピリピリしていないと言うか。編集者のやりたいことを尊重する文化があるので、堅苦しい決まりごとが少ないからでしょう。あ、もちろん最低限のルールはありますけどね(笑)。
市川 ルールの少なさなどについては、最近転職してきたメンバーで行ったもう一つの座談会記事をお読みいただくといいかもしれません。