投資に突っ込みすぎるとすべてを失うかも
急落したら早めに撤退して損失拡大を防ぐこと
A.私は、自分がやりたいことをするうえで、そもそもマクロ経済が制約条件になるとは考えていないので、米国の利上げに関しても気にしていません。
プロの経済評論家でも、経済の先行き見通しは千差万別です。しかも、その専門家や実務家たちが損失を出さないように、それぞれの見通しをもとにリスクヘッジをするので、それが見通しをさらに読みにくくしています。
大事なのはどんな状況に追い込まれても、自分のやりたいことがやれないような状況にならないような生き方、資産構成にすることです。
例えば、突如リーマンショックのような事態が起こった場合、保有する資産の大半にレバレッジをかけて不動産投資に突っ込んでいたら、多大な損失をだしてしまうでしょう。
その結果、金融機関からは融資を引き上げられ、すべての資産を失うだけでなく、多額の負債を抱える。そして自分のやりたいことも何もできなくなってしまう。そうといったことにもなりかねません。
今回も、株式市場や不動産市場の波乱を警戒されている人がいるのであれば、あらかじめ、ある程度の流動性を確保しておき、相場が急落したらすぐに損切りして、損失を最小限に食い止めるという鉄則を忘れないようにすべきでしょう。
忘れてマズイことはその場でiPhoneに保存
財布はすぐに忘れるので、そもそも持ってません
A.実は、私は脳の内部に余裕ができると、すぐに他のことを考えて、数秒前に考えていたことを忘れることがよくあります。ですから、いろいろな工夫をしています。
まず、約束事は決まった時点ですべてグーグルカレンダーに記載します。私は随時グーグルカレンダーをiPhoneから確認しているので、基本的に忘れることはありません。
財布は15年前に廃止して、現在はズボンのポケットに入るマネークリップに紙幣やカード類を挟んで持ち歩いています。また、時間があけばすぐにiPhoneを確認している、というよりも常にいじっている生活ですので、iPhoneが手元になかったらすぐに気がつきます。なので、忘れようがありません。
時計やアクセサリーは、残念ながらそうした確認の方法がないので、そもそも身につけないことにしています。
旅行先や出張先で必要なもののうち、現地のコンビニに売っていないもの、例えばデンタルフロスや歯間ブラシ、シェーバーなどは、忘れていても大丈夫なように、常にかばんやスーツケースに完備しています。
これで完ぺき。