その質問は一発アウト!
面接官は答えられない

面接の最後に“この逆質問”をするだけで、内定への道は閉ざされます

 面接の最後に「何か質問はありませんか」と候補者の方に尋ねたとき、面接官が返答に困る質問をしてくる人がいます。

 「私の評価はいかがでしょうか」
 「この面接で、私をどうご判断されましたか」

 こうした質問をされても返答のしようがありません。後で「面接の時はああ言ったではないですか!」と責められては困るのでいい加減なことを言うわけにもいかず、面接官としては当たり障りのないことを言ってお茶を濁すことを考えます。

「とても意欲的な方だと感じました」

 そんな風に当たり障りなく話を終わらすのですが、そのとき、言葉とは裏腹に面接官の腹の内では「この人はアウトだな……」と厳しい判断が下されています。

 なぜ「私の評価は?」という質問をするとアウトなのか。それは面接官が答えられるはずもない質問をするからです。ちなみにこの質問をする人は、決して少なくはありません。

面接官個人の評価と
会社の評価はイコールではない

 面接において面接官はそれぞれの候補者をジャッジしますが、それは会社としてのジャッジとイコールではありません。二次面接を担当した面接官は一次面接を担当した面接官とすり合わせをしますし、最終面接に出てくる社長ですらそうです。