教育分野では、最近バイドゥは教育事業部を設立し、教育機関に教育サービスの解決プランや核心的ユーザー育成システム、核心的ユーザー普及システムなどのサービスを提供している。一方、テンセントは前後して教育事業者の「跨考(異なる専門に跨る受験)教育」や教育アプリの「優答」に投資した。

 交通や不動産・ホテル、観光を見てみよう。アリババは投資ラウンドのシリーズDの相乗りサービス「Lyft」に2億5000万ドルを主導的立場で投資し、タクシーの配車関連には数千万ドルを投資した。

 実際、医療や教育、交通、不動産・ホテル、観光などいくつかの業種に限らず、消費者に関連するあらゆる業種のうち、BATが足を踏み入れていない場所を探すのは、もはや非常に難しくなっている。

 ネット企業の花形たちはいまや科学技術発展のフロンティアに足を踏み入れ始め、未来を定義づける技術の進歩を促している。グーグルとアップルは自動運転車に巨額を投じ、バイドゥも「バイドゥ自動車大脳」を核心的技術とする自動運転車の研究開発を発表した。

 バイドゥの時間測定によると、烏鎮のインターネット大会で習近平国家主席は、バイドゥの展示ホールに10分46秒間立ち止まり、少し前に走行テストを成功させた自動運転車を観察した。そして「技術の自主的な研究開発レベルはどうか」「スピードはどれだけ出せるのか」「コストはどうか」「いつ大規模な商用化を実現できるのか」などと続けざまに質問した。

もはやビッグデータの時代
すでに中国文化の一部に

 「ネットが新経済により大きな役割を発揮することに、ネットリーダーたちは気付いている」と雑誌『中国情報化』の執行社長、電子工業出版社研究院主席アナリストの熊偉氏は見る。

 中国最大のポータルサイトである「新浪」の曹国偉董事長は2015年3月、「『インターネット+(プラス)』は新経済の形態を代表している」と述べた。彼はまた、ネットが伝統的な業界を変える「4段階論」を打ち出している。