スマートエイジングライフ
若返るカラダの秘訣 池内誠
【第2回】 2016年4月6日
池内 誠 [日本体育協会公認アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師]
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肩こりになる人、ならない人のパソコンの使い方

ストレスが原因で
肩こりになることもあった!

 最後に、肩こりを更に遠ざけよう!というお話で締めたいと思います。

 「肩こりがある人と、ない人の違いはあるのか?」という質問を受けることがありますが、肩こりは万人がなるものだと私は思います。欧米人は肩がこらないなどと言われることもありましたが、こる人はこるそうです。

 私はプロスポーツ選手の施術をすることもありますが、鍛え上げた肉体の彼らだって、肩こりを訴えることもあります。職業上、慢性的に肩こりの人は少ないかもしれませんが、長時間の移動などで肩まわりの筋肉が疲労・緊張すると、血行不良が起こります。寝不足でも肩がこります。

 誰にでも起こり得る肩こりですが、ビジネスマンの方に見られるのは、緊張やプレッシャー、不平不満などから引き起こされる肩こりです。精神面からの肩こりは、首から背中にかけてある大きな筋肉・僧帽筋の真ん中あたりに不調がみられます。

 ストレスをためないことは万病に効く、ということでしょうが、それができたら苦労しません。多少肩がこっていても、日々戦い続けることが現実ですよね。そんな戦いの中ですから、集中すれば誰だって悪い姿勢にもなってしまいます。

 もしここで正しい姿勢を覚えていただいても、しばらくすると崩れてくることもあるでしょう。望ましいのは、定期的に私どものようなプロに、ポジションの修正を見てもらうことですが、意識的にやってみるだけでも効果的です。胸と鎖骨は開いているか、肩を外側に張る、という2点のチェックだけでもOKです。全てが正確なポジションでなくても、正しい姿勢に近づこうとする気持ちが大切なのです。

 私の印象では、仕事ができる人、お金を稼ぐ人は、普段から姿勢も良い方が多いです。たとえ姿勢が悪くても、正しい姿勢を伝えると、すぐに対応できるような印象があります。自ら「やろう」とする前向きな心がけが、正しい姿勢を保つために大切なのだと、患者さんから教えていただきました。

(構成/安田有希子、撮影/宇佐見利明)

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池内 誠
[日本体育協会公認アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師]

1969年生まれ。1992年~96年横浜マリノス・アスレティックトレーナー、2004年ベガルタ仙台・アスレティックトレーナー、2006年~現在サッカー日本代表アスレティックトレーナー。整形外科内科に勤務する傍ら、株式会社サミーネットワークス、SmartNews株式会社内の治療室にて、あん摩マッサージ等を行う。

若返るカラダの秘訣 池内誠

40代を超えると肩・首・腰・脚とあらゆるところに不調が現れます。この連載では、現役プロスポーツ選手と一般のビジネスパーソンを今も診ている池内誠さんに、そんな不調の原因を洗い出していただきながら、意外で簡単な解決法を紹介。無理のない“簡単な続けられる方法”で、若返るカラダづくりを目指します。

「若返るカラダの秘訣 池内誠」

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