ラクをしたい意識が効率的な勉強法を生む
また、ラクをしたいと常に考えていました。勉強は苦しい、たいへんと思っている人が多いわけです。ラクをしたいという発想は、効率的に勉強するということ。ずる賢いけど、ずる賢くない勉強法。
そして、スピードを重視した勉強法を意識していました。日本ではたくさん勉強しろと言われます。たくさん勉強しても、頭に入らなければ、時間のムダです。時間を短くしていかに覚えるかが大事。「遊ぶ時間をつくる」……こういう発想が大事です。
あと、単純にお金がありませんでした。貧乏でしたし、予備校に行けなかった。天才、秀才に負けないために工夫するしかなかったんです。
『ずるい暗記術』は、バカで偏差値30だった私が編み出した、ムダを省く、スピードと効率を重視し、合格を目的とした勉強法です。
世の中にはいろいろな勉強法があります。100%正しいとは思っていません。ただ、ひとつの達成点だと思います。
それぞれに合った勉強法があるはずです。試験に合格するための勉強法が。ここに来た皆さんは勉強法に悩んでいると思います。勉強とは学ぶことが目的ではなく、合格することが目的。合格すれば、スタート地点に立てます。だからこそ、合格のための勉強法を身につけましょう。