1円アルミ硬貨が、<br />子どもを賢くする理由久保田 競
(Kisou Kubota)
京都大学名誉教授、医学博士。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。1932年、大阪生まれ。著書に、『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』『あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。

 ただ、重くなると、1円アルミ硬貨の数が増えるので、数を数えるのに時間がかかりますから、10個ずつ、または5個ずつまとめて、少量をセロテープで止めて、扱いやすくしましょう。

1円アルミ硬貨は1グラムなので、目方をはかるのに好都合です。

 だからこそ、活用しない手はありません。
 子どもの目方をはかるトレーニングに活用できるのです。

 私の場合、物の重さが知りたいと思うのは、投函する封書の目方が25グラムを超えるかどうかを調べることがあるくらいです。

 1円アルミ貨10枚または5枚の束や、50円玉5枚より重いかどうかを比べます。
 調べるのが、面倒なときは、貼る郵便切手の金額を多くしていますが、郵便局では、便利な重量計を使っています。