金利で明暗! 銀行絶望格差

金利のある世界が、2024年の日本に到来する。16年から続くマイナス金利の解除に日本銀行が踏み切れば、銀行は超低金利の呪縛から解放される。ただし副作用も伴う。金利が上がれば債券価格が下落し、有価証券の評価損が拡大する。預金や貸し出しの競争が本格化し、弱小銀行の淘汰も進む。金利のある世界への転換は、格差時代の幕開けでもあるのだ。金利で明暗が分かれる「銀行絶望格差」の実像を描く。

[22記事]

アクセスランキング

  • 最新
  • 昨日
  • 週間
  • 会員