起業して、上場を果たす。多くの人が憧れる壮大な夢にも思える。先進的な技術や特殊な才能、先見の明、営業力、人脈など多くの要素を満たす必要がある、そんなイメージを抱いていないだろうか。しかし『パラレルアントレプレナー』(ダイヤモンド社刊)を読むと、それすべて能力を一人の経営者が持つことは必須条件ではないようだ。大切なのは目利き力がある、経験豊富な経営者メンター重要になると本書では語る。IT業界で共に成功し、ひいては日本経済に寄与するためにバティともに会社を立ち上げる。IT業界が今注目する同書からそのエッセンスを紹介する。