竹中工務店
設計と施工とを一貫して進めるのが建築業の本来の姿と考え、この考えを標榜する名称として「工務店」という言葉を考え出した。1909(明治42年)5月16日に創業者の名前を冠して「合名会社竹中工務店」を設立。
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東京オリンピック・パラリンピックにかこつけた東京都心の再開発案件は弾切れとなり、残る案件は採算が悪化。ゼネコン優位だった価格交渉は潮目が変わり、公共事業でもダンピング入札が発生。各社の利益率は目に見えて悪化しており、ゼネコン冬の時代の再来が懸念されます。

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「三菱電機の検査不正」がメディアの怒りを買った本当の理由
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6月末に突如として燃え上がった三菱電機の検査不正問題。発覚直後からトップニュースで報じられ、わずか3日後には社長が引責辞任に追い込まれた。なぜ、あれほど厳しいメディアの集中砲火を浴びたのか!?――“不祥事企業No.1”三菱自動車の広報部で危機管理を担当してきた広報コンサルタントが、三菱電機の痛恨のミスに光を当てる。

佐藤健のCMで挽回狙う?大林組、テレビ露出を増やすゼネコン
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大林組は1月から、俳優の佐藤健さんを起用したテレビCMを放映。中堅ゼネコンの奥村組も、若手女優を起用したCMを盛んに流しています。ただし、業界でもここまで積極的なのはむしろ少数派。なぜ、テレビ露出の姿勢が大きく異なるのでしょうか。

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不動産・建設会社の最新決算を「自己資本比率」「売上高利益率」「売上高増減率」の3指標でランキング。自己資本比率ワーストは「あの問題企業」だ。

第12回
星野リゾート代表が語る、日本が外資系ホテルの相次ぐ進出を許した決定的理由
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星野リゾートを特徴づける戦略に「運営特化」がある。 原則としては自社で土地や建物を所有せず、施設の運営に集中している。 これは外資系ホテルと同じ経営スタイルだが、日本のホテル産業では所有と運営は分離されていない。 星野リゾート代表の星野佳路氏は、このことこそ日本が外資系ホテルの相次ぐ進出を許した理由だと考えている。そして今後、外資系ホテル群とのガチンコ勝負が本格化すると見る星野氏の覚悟とは?

バブル崩壊とリストラの嵐を経て、左遷社員が定年まで居残るゼネコン業界
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国土強靭化政策や2010年代の建設ラッシュにより、空前の好業績を計上してきたゼネコン業界。中堅・準大手は00年代にリストラの嵐を経験したものの、正社員には優しく、定年まで本体で雇用を抱え続ける体質が残っている。出世しなかった社員は、どこで何をしているのだろうか。

ゼネコン業界「総本山」幹部に大林組社長が初就任、リニア談合事件も影響か
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Excelでデータ分析の前に「概念図」を作れ!大阪ガスが実践する極意
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昨年4月、全日本空輸(ANA)が初めて男性キャビンアテンダント(CA、客室乗務員)を新卒採用したことが話題となった。他の航空会社ではすでに男性CAは珍しい存在ではなくなっているが、国内最大手の航空会社がこのタイミングで男性CAの雇用を始めたのにはどんな背景があったのか。月刊エアステージ編集長の川本多岐子氏に話を聞いた。

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大成建設「けじめ」で社長交代、会長残留でトロイカ体制か院政か
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大手ゼネコンの大成建設が社長交代を発表した。2020年3月期は増収増益だが、この21年3月期に最終年度を迎える3カ年の中期経営計画は、目標未達が明らかになったため「けじめ」をつけるかたちだ。現社長は副会長に就き、会長は留任という新体制の全容に迫る。

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ゼネコン業界で売上高2位の鹿島と5位の竹中工務店が技術開発で連携する。ロボット施工やIoT(モノのインターネット)化など、建設業が他業界に後れをとるデジタル戦略において、これまで個社ごとに研究していた開発の無駄を省き、開発のスピードをアップさせる狙いがある。
