日本生命保険
1889(明治22)年7月、「有限責任日本生命保険会社」として発足。1891(明治24)年、社名を「日本生命保険」に改称。1947年、「日本生命保険相互会社」として再出発してからは、相互会社形態により共存共栄・相互扶助の実現に努めている。
関連ニュース
生保レディー管理向上の「着眼点」2月公表へ、金融庁とのやりとりで透ける生保業界の“本音”
ダイヤモンド編集部,片田江康男
2020年から生保業界で相次いで発覚した営業職員(生保レディー)による金銭詐取事件。業界はこれらを撲滅すべく営業管理手法の新指針作成に取り組んでおり、2月の公表へ向けて大詰めを迎えている。作成に取り組む過程から、生保業界のある“本音”が透けて見える。

住友生命「インフルお見舞い金保険」が発売3日で契約1万件突破、3社タッグが他生保の脅威に
ダイヤモンド編集部,片田江康男
住友生命保険は傘下のアイアル少額短期保険、キャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」と組んで、業界初の「インフルエンザお見舞い金保険」を発売した。22年夏に「熱中症お見舞い金保険」を大ヒットさせた手法を活用。新たな顧客獲得のノウハウや機動力で頭一つ抜きんでた存在になりつつある。

#49
生保業界が23年に対峙する「新たな強敵」とは?業績急回復も、商品開発競争の激化は必至
ダイヤモンド編集部,片田江康男
新型コロナウイルスに関連した保険金・給付金の支払いに追われただけではなく、金利や為替が乱高下する運用環境の激変にも直面し、忙しない22年を過ごした生命保険各社。23年は、少しは平穏な年になるのだろうか。特集『総予測2023』の本稿では、生保業界の23年を予測する。

「東京海上は優秀な頭脳の無駄使い」元社員が社内事情を赤裸々告白【OB覆面座談会・上】【再編集】
ダイヤモンド編集部
就職人気ランキングでは常に上位に位置する東京海上日動火災保険。順風満帆のはずが、転職の道を選ぶ人材も少なくない。SNSで同社の実態を克明に記しているやなぎ氏の協力の下、東京海上の社内事情について覆面座談会を実施した。

第一生命HDのトップ交代、順当ながらもサプライズだった2つの理由
ダイヤモンド編集部,藤田章夫
12月16日、第一生命ホールディングスと第一生命保険の社長交代が発表された。これまで稲垣精二社長が両社長を兼務してきたが、2023年4月以降は、ツートップ体制に移行する。昇格する2名は順当ながらも、社内からは驚きの声も上がっている。

日本生命が営業職員の給与7%増額方針、積年の課題「生保レディーの地位向上」が背景
ダイヤモンド編集部,片田江康男
生命保険最大手の日本生命保険は23年度から、顧客へ保険商品を提案する営業職員の給与を約7%引き上げる。人件費は100億円超の増額となる見通しで、過去最大規模の賃上げとなる。物価上昇に対応する他業界とは違い、背景には生保業界共通の積年の課題がありそうだ。

MS&AD「2025年度までに6300人削減」は序の口?独自試算で判明した厳しい現実
ダイヤモンド編集部,片田江康男
三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険を中核とするMS&ADグループの2022年度上期決算で公表された事業費削減計画が、同社内だけではなく競合他社の間でも話題となっている。そこで、上期決算で発表された最新実績と予想を基に、事業費削減の独自シミュレーションを行った。

生保22年度上期決算で日系大手「営業力&金利リスク」を分析、代理店市場では主役交代?
ダイヤモンド編集部,片田江康男
大手生命保険各社の2022年度上期決算が出そろった。新型コロナウイルス感染症の第7波の影響で、保険金と給付金の支払いのピークとなった中で、各社の営業力はどのような影響を受けたのだろうか。激しいシェア争いが続く乗り合い代理店市場の状況と、金利リスク削減の進捗も合わせて分析した。

アマゾン&あいおい「ペット保険」に参入、業界に広がる市場制覇への懐疑的見方
ダイヤモンド編集部,片田江康男
米アマゾン・ドット・コムがあいおいニッセイ同和損害保険と組み、日本でペット保険市場に参入することが明らかになった。ペット保険業界だけではなく、生・損保各社にも衝撃を与えたのと同時に、本当にアマゾンが市場を席巻できるのか、懐疑的な声も上がっている。

第一生命がペット保険2位アイペットを買収、業界再編の呼び水となる「三重苦」の深刻
ダイヤモンド編集部,片田江康男
ペット保険業界2強の一角を占めるアイペットホールディングスに対し、大手生命保険の第一生命ホールディングスが株式公開買い付けを実施し、完全子会社化すると発表した。背景にはペット保険業界の競争激化があり、今回の動きがペット保険業界再編の呼び水となり得る。

少額短期保険2社に行政処分で業界に漂う不透明感、金融庁で強まる「運用厳格化」
ダイヤモンド編集部,片田江康男
年間の収入保険料は1200億円を超え、活況を呈している少額短期保険業界。しかし、22年になってからは3社に対して行政処分が発出されるなど、負の側面も目立つようになっている。そのうち、業界に暗い影を落とす2社について、現在の状況を探った。

#10
「節税保険」金融庁のマニュライフ生命処分で壊滅!実は節税にほど遠かった商品の実態
吉澤 大
最大の節税商品として人気だった生命保険。だが、相次ぐ国税の規制により急速につぶされつつある。だが、そもそもこれらの保険商品は本質的な意味で節税とは程遠いものだった。そのカラクリを詳しく解説しよう。

#10
少額短期保険協会会長を直撃!行政処分連発なのに「規制緩和」を求める真意は?
ダイヤモンド編集部,片田江康男
ペッツベスト少額短期保険やjustInCaseなど、少額短期保険業者に対する相次ぐ行政処分をどう受け止めているのか。また同時に規制緩和を求める真意とは何か。業界団体である日本少額短期保険協会の渡邊圭介会長に話を聞いた。

#9
100円で加入できる「熱中症保険」5万件の大ヒット!住友生命子会社に学ぶ“新鉱脈”
ダイヤモンド編集部,片田江康男
2021年以降、大手生・損保傘下の少短が新規参入したが、少短各社が注目するような成功事例はなかなか出てこなかった。ところが22年夏、住友生命子会社のアイアル少短がPayPayと組んだ商品がまれに見るヒット。少短と生・損保各社からは、新たな“鉱脈”になり得ると、注目されている。

アイアル少短・安藤克行社長に聞く、「ペイペイと組んでヒットした熱中症保険の勝因」
ダイヤモンド編集部,片田江康男
2019年8月に住友生命保険の傘下に入った、アイアル少額短期保険。今年の夏にペイペイと組んで発売した熱中症保険が、わずか3カ月で5万件の契約を獲得するという大ヒットを飛ばした。その勝因は何か。アイアル少短の安藤克行社長に話を聞いた。

#8
SOMPO傘下マイシュアランスと全保連が仕掛ける「家財保険」ゲームチェンジ、序列激変は必至
ダイヤモンド編集部,片田江康男
少額短期保険の「家財保険」の分野は、少短市場誕生時に参入した老舗業者がシェアを押さえており、ここ数年、序列の変動がほとんど見られない。だが、SOMPOグループの少短、Mysuranceと家賃保証会社の全保連が、市場の“ゲームチェンジ”を起こす画期的な仕組みを導入している。既存業者は今の地位にあぐらをかいていると、痛い目に遭うかもしれない。

#7
ペット保険、ペッツベストが2度目の業務停止の末に破綻で「大淘汰時代」に現実味
ダイヤモンド編集部,片田江康男
中堅ペット保険会社のペッツベスト少額短期保険が9月1日、実質的に破綻した。ペット保険各社に衝撃を与えたが、これはまだ序章にすぎないともいわれる。ペット保険市場には淘汰の波が押し寄せているのだ。

#6
コロナ保険で大失態のジャストインケース、「次の一手」は?金融庁も注視する騒動の顛末
ダイヤモンド編集部,片田江康男
新型コロナウイルス感染者の爆発的な増加を受けて、2022年4月に保険スタートアップのジャストインケースが行った入院一時金支払額の減額。既契約者に対しても遡及して適用したため、保険業界内外に大きな衝撃を与え、その余波は今も残っている。一方で、同社は次の一手へ向けて、粛々と準備を整えていた。

生保&少短「みなし入院」騒動終息への内幕、足元では第7波対策で“商品力低下”も進行
ダイヤモンド編集部,片田江康男
2022年1月の第6波以降、生命保険会社と少額短期保険各社の給付金支払いに大きな負荷を与えてきた、新型コロナウイルス感染症の「みなし入院」。その扱いが見直されることになり、各社は対応を進めることになった。だが足元では中小生保と少短が第7波対策を急ピッチで進めており、結果的に医療保険の“商品力低下”が進みそうだ。

#5
少額短期「費用・その他」保険ランキング!第一スマートとジャストインケースがコロナ保険で“ごっつぁん入賞”
ダイヤモンド編集部,片田江康男
スマホ保険や旅行キャンセル保険など、最も“少短らしい”分野が「費用・その他」。ここで上位に浮上したのが、コロナ保険で話題をさらった第一スマートとjustInCase(ジャストインケース)だった。ただし、コロナ感染症の爆発的流行という異常事態に保険料収入が押し上げられた面が強く、実力以上の“ごっつぁん入賞”ともいえる。
