みずほフィナンシャルグループ
関連ニュース
#33
みずほが8000億円増資しても会長3人が退任しても、袋小路にはまり込んだ苦しい事情
ダイヤモンド編集部
2010年5月、みずほフィナンシャルグループは、8000億円規模の増資を発表。併せて懸案だった3会長の退任も発表して「変革」を前面に打ち出した。他メガバンクに比べて劣っている資本力や収益力で巻き返しを図る構えで、その姿勢はあくまで強気だった。しかし一方で、危うさも透けて見えていた。

2022年日本株復活の鍵はプロ経営者の「社外取活用」、企業統治の世界の潮流に遅れるな
藤田 勉
日本企業のガバナンスは改善していない――。そう考える一橋大学の藤田勉特任教授が、米国をはじめとした最新の世界的潮流を踏まえて、日本企業が真に実現すべき、株価にも影響する企業統治の要諦を解説した。

#32
「りそなに抜かれた!」みずほの“3メガバンク脱落危機”が極まった泥沼の舞台裏
ダイヤモンド編集部
みずほが「りそなに抜かれた」と業界関係者が衝撃を受けた金融危機後に時計の針を戻そう。誕生時は最大の顧客基盤を誇り、ナンバーワンだったみずほフィナンシャルグループ。それがいつしか転落の道を歩み、メガバンクから脱落の危機に瀕している。どこで間違ったのか。

#31
みずほ「奉加帳方式1兆円増資」の呪縛で、6000億円の追加増資を迫られた皮肉な事情
ダイヤモンド編集部
2003年に取引先などを引受先とする1兆円増資を実施したみずほは6年後、その「呪縛」故に普通株による6000億円増資の方針を発表せざるを得なくなった。当時のみずほを追い込んだ事情とは何か。

#30
「みずほ銀ショック」の内幕、問題企業の倒産を加速したみずほの“融資姿勢一変”の理由
ダイヤモンド編集部
リーマンショック前夜の2008年8月に時をさかのぼる。当時「みずほ銀行ショック」がささやかれるほど、みずほの融資姿勢が一変。問題企業の倒産を加速させていた。みずほ内で何が起きていたのか。

#29
みずほが金融危機後に3メガ中で劣後、不振深刻化を不安視された2つの理由
ダイヤモンド編集部
メガバンク3行のなかで、みずほの凋落が顕著になっていたリーマンショック後の2009年を振り返る。財務基盤、収益力共に他行に劣後。みずほの不振は金融危機という一時的な影響にとどまらず、さらに深刻化する恐れがあった。

#28
みずほ、過去の復活時代に2人の頭取が語った「リテールのプロを育成」「投資銀行業務を磨く」
ダイヤモンド編集部
2002年の3行統合時に発生したシステム障害から3年。国内最大規模の顧客基盤を抱える“巨人”みずほは、「復活したと見ていいのでは」と市場関係者が語るほどまで状況が好転した。当時、グループ傘下の2バンクの指揮を執っていた頭取2人のインタビューをお届けする。みずほはその時、どのような戦略を描いていたのか。

#27
みずほの市場評価が、かつての復活時代に「三菱を上回っていた」理由
ダイヤモンド編集部
2002年の3行統合時に発生したシステム障害から3年。国内最大規模の顧客基盤を抱える“巨人”みずほは、「復活したと見ていいのでは」と市場関係者が語るほどまで状況が好転した。その理由とは?そして、3年の遅れをどう取り戻し、巻き返しを図るのか。みずほの戦略を追った。

三菱UFJ、三井住友を抑え「メガバンク1強」への切り札とは?2022年銀行業界と地銀再編の行方
ダイヤモンド編集部,田上貴大
2022年の銀行業界も、低金利環境がもたらす構造不況という長いトンネルを抜け出せないままだ。そんな中で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は純利益1兆円の大台に突入し、メガバンクで「1強」の座を築こうとしている。三菱UFJFGが繰り広げる王座安定のための“切り札”と、地方銀行のトレンドとなっている「持ち株会社設立」の行方を占う。

#26
「みずほがつぶれる時は日本がつぶれる時」みずほ1兆円増資に応じた取引先の本音と打算
ダイヤモンド編集部
「奉加帳方式」とやゆされたみずほの1兆円増資を引き受けた取引先には、随分変わった顔ぶれが並んだ。そして増資に応じた側はもちろん、したたかな打算を持ち合わせている。そんな彼らの本音と打算とは?

#25
みずほが「次の国有化銀行」危機にあった日、深刻財務を5つのキーワードで読み解く
ダイヤモンド編集部
当時みずほフィナンシャルグループは正念場を迎えていた。1兆円を超える大増資に打って出たにもかかわらず株価は逆に低迷、市場ではみずほ国有化の懸念が高まり、「第二のりそな」と囁かれる始末だ。そこで五つのキーワードを基に、当時のみずほが直面した財務の深刻度合いを読み解く。

#24
みずほ「悪名高き1兆円増資」の舞台裏、将来に禍根を残したのが当然の理由
ダイヤモンド編集部
みずほグループ「1兆円増資計画」の成否に注目が集まっている。優先株発行によって国内取引先1000社以上から資本調達する筋書きはひと筋縄ではいかず、取引先の不満は募っている。支店現場は増資要請に追われて、新規営業に手が回らない。腕力にモノをいわせた増資は、思わぬ後遺症を招く恐れもある。(2003年2月22日号ダイヤモンドレポート)

#23
みずほが金融危機後に3トップを一斉刷新、新社長・頭取3人が語った勝機と弱点とは?
ダイヤモンド編集部
世界金融危機「リーマンショック」後に時計の針を巻き戻す。みずほは発足以来初めて、持ち株会社と傘下2銀行のトップを一斉に交代した。新3トップは当時みずほにどのような勝機と課題を見いだしていたのか。

#22
みずほFG社長「旧行意識はもはやない」の空虚、2度目のシステム障害のはるか前に宣言
ダイヤモンド編集部
「みずほ統合から3年。旧行意識はなくなったのか」――。2005年当時のみずほフィナンシャルグループ社長だった前田晃伸氏へのインタビューでそう問いかけた編集部に対し、「旧行意識なんて言葉は久しぶりに聞いた」と前田氏は答えている。しかし、その旧行意識を要因の一つとするみずほのシステム障害があと2回続くことを知っている現代の私たちには、その言葉はあまりに空虚に響く。

#21
みずほ2度目のシステム障害に至る人事史、頭取候補の続々放逐に旧3行「超絶バランス人事」
ダイヤモンド編集部
みずほが最初のシステム障害を起こしてから3年――。過去を振り返ったとき、東日本大震災の直後にみずほが起こした2度目のシステム障害の要因になったとの指摘もある人事が当時行われていた。未来の頭取候補と評された有力幹部が次々とみずほを放り出され、「役員連中は皆イエスマンになっている」という声が聞かれるようになった。さらに、旧3行の縄張り意識を色濃く反映した超絶バランス人事も続いていたのだ。

#20
みずほ旧3行の内紛によるリークを疑われた、「金融庁の検査内容流出」事件の闇
ダイヤモンド編集部
みずほ内部でもごく限られた人間しかアクセスできない、金融庁による検査の内容が2004年、マスコミに流出した。この情報流出が、みずほ旧3行の内紛によるものではないかという説が駆け巡るところに、みずほの闇深さが垣間見える。

#19
みずほ銀行、システム障害の反省を2年で忘却…唐突すぎる頭取交代で旧3行の権力闘争再燃
ダイヤモンド編集部
2004年に起きた唐突すぎるみずほ銀行の頭取交代。大銀行のトップ交代が、3月1日付で行なわれるのも異例なら、これまで下馬評に上らなかった人物がトップに就くのも、あまりないことだ。青天の霹靂ともいえる今回の人事の裏では、旧3行の激しい権力争いが再燃していた。システム障害の要因となった旧行意識だが、その反省は事件からわずか2年余りで忘却の彼方へ葬り去られてしまった。

#18
みずほが最初のシステム障害で「取締役9人総退陣」したのに呪縛を断ち切れなかった理由
ダイヤモンド編集部
最初の大規模システム障害の責任を取って、みずほは当時の取締役9人が総退陣した。しかし、それにもかかわらず、みずほは「呪縛」と決別することができなかった。その理由を探ると、なぜみずほが「言われたことしかしない銀行」になったのかを考える上で示唆に富む数々の真相が浮き彫りとなった。

#17
みずほが「キングギドラ」と呼ばれた理由、旧行意識でポストが“3の倍数”だらけ
ダイヤモンド編集部
日本興業銀行、第一勧業銀行、富士銀行が翌年に分割・合併し、2つの銀行に再編される――。その当時、株式市場でみずほは、3本の首を持つ怪獣「キングギドラ」になぞらえられていた。

#16
みずほ最初のシステム障害で、金融庁が監督責任を問われて講じた批判回避策とは
ダイヤモンド編集部
みずほが最初の大規模システム障害を起こした当時、金融当局の金融庁と日本銀行の責任問題にまで飛び火した。そんな中、世論の批判をかわそうと金融庁が講じた手段とは?
