週刊ダイヤモンド編集部
10/02/27号
ソニー、パナソニックはなぜ勝てない?韓国の巨人「サムスン」グループの凄み
意外なことに、世界で一番薄型テレビを売っているのは、ソニーでもパナソニックでもなくて、実は韓国のサムスン電子です。その強さの秘密は何なのか?今週号は、サムスンの知られざる経営の内幕を徹底解説します。

第446回
地球温暖化対策として注目される森林経営。だが、日本ではその役割を担うべき林業が生死の瀬戸際にある。北欧に次ぐ森林面積を有しながら、雇用創出にも温暖化対策にも生かしきれない政府の無策について考えた。

第445回
日本の予防接種法改正論議に新型インフル騒動は生きず?
新型インフルエンザ発生を機に始まった予防接種法改正の論議は、懲りずに弥縫策で終わる様相だ。昨年末に始まった厚生労働省の厚生科学審議会部会には、政策の抜本的な見直しが期待されたが、抜本改革への機運は低い。国民や患者不在の議論が続く。

第74回
株式会社の参入に拒否反応を示す社会福祉法人は、株式会社は利潤を追求し保育の質は二の次だと言うが、本当にそうだろうか。社会福祉法人は曇りのない経営をしているのだろうか。

第444回
日本郵政が株式上場を断念?従業員持株会が積み立て停止
「従業員持株会を休止する」──。1月中旬、日本郵政グループ社員に、そんな内容の案内状が届いた。24日の給料日からは株式購入の「天引き」もなくなったという。

第91回
庶民革命を目指す自称「総理を狙う男」河村たかし名古屋市長が、議員定数や報酬の半減などを盛り込んだ議会改革案の実現を目指し市議会の抵抗勢力といよいよ決戦に突入する。日本社会の低迷を呼び込んだ議員の貴族化を打破できるのか。

第443回
ネット通販との催事急増に垣間見える百貨店の危機感
百貨店で、ヤフーや楽天などのインターネット通販と組んだ催事が増えている。ネットによる広告など販促の幅が広がり、ネット側は通販では不可能な試食などが可能になり、双方メリットがある。

第227回
三菱グループの資金援助でも難航必至のパイオニア再建の道
経営再建中のパイオニアは、この3月、三菱電機、三菱化学、ホンダと資本提携を締結。メインバンクの三菱東京UFJ銀行が金策に駆けずり回り、出資を取り付けた。パイオニアと三菱電機、今後は企業統合も視野に入れた動きが見えてくるかもしれない。

第103回
20歳の頃に「やる気に勝るものはない」と感じ「めげない」馬力を発揮し続けた。さまざまな商品を開発するも「10年先をいっても仕方がない」と冷笑されたが「ようやく時代が追いついてきた」と海外進出もにらむ。

第73回
共働き世帯の増加に伴い急増する保育園の需要。だが供給はまったく追いついていない。制度のどこが問題なのか。予算は本当に足りないのか。子どもの前に横たわる保育園問題をシリーズで追う。第一回は、待機児童が急増する原因を探る。

第442回
トヨタグループの総合商社である豊田通商が、エコカー向けにレアメタルの安定的な調達ルートを確保しようと、各地で権益投資に乗り出している。しかし、レアメタルビジネスの経験が浅い豊通にとって、急速な事業拡大は諸刃の剣でもある。

第30回
現在も継続中の金融庁の検査により、新生銀行とあおぞら銀行の経営統合交渉が難航している。一部には合併延期の観測も流れるが、合併自体が破談になる可能性もにわかに高まっている。統合交渉の現状を追った。

第226回
内向きの論理で統合破談キリン・サントリーの前途多難
キリンホールディングスとサントリーホールディングスの経営統合交渉が破談した。統合交渉の障害となったのは、下交渉とは異なった、キリンによる統合比率)の提示、互いの資産の評価に対する食い違いだ。

第441回
遅きに失した豊田社長の登場大量リコール問題とその代償
今月9日、トヨタ自動車はプリウスのブレーキ不具合によるリコールを国内外で約43万台発表した。しかし、世論に押されるかたちで国内でプリウスを「リコール」したことは、はたして最善の策なのか、疑問も残る。

10/02/20号
誤解だらけの年金!子や孫のためにも制度の基本と矛盾を正しく知ろう
公的年金制度・財政はこれまで、そのほころびを覆い隠し、見た目を飾ろうと修正されてきました。おかげで、誤解や不信が生まれています。自分の老後のためにも、子や孫のためにも、年金の実態を見つめ、本当の問題を見極めましょう。

第440回
未内定者4割も当たり前!厳冬就活戦線で八方塞がり
大学新卒者の採用戦線に明るい兆しが見られない。未内定率が26・9%で約12万人が就職浪人やフリーターとなる瀬戸際に立たされている。いまだに就職活動を続けている現4年生(今年3月卒業予定)が山ほどいるわけだ。

第439回
静岡県によるJAL福岡便への緊急支援策が大きな波紋を呼んでいる。航空市場を歪めるとANAが県に抗議したのだ。同社幹部は撤退も示唆。確かに、公正取引委員会は一体、何をしているのだろうか?

第438回
百貨店市場縮小で店舗閉鎖続出生き残りかけて大リストラ
百貨店の店舗閉鎖が全国的に広がっている。背景には、2009年まで12年連続で売上高の前年比割れが続く市場の縮小がある。生き残りをかけて、赤字事業の廃止など“止血”作業が続く。

第437回
業者の“黒字倒産”もありうるFX「信託保全義務化」の衝撃度
2月1日から、FX業者に対し、顧客から預かった証拠金の「全額信託保全」が義務づけられた。業者は資金力、信用力をいっそう問われることになったのだ。FX業界の淘汰・再編はこれからが本番である。

第436回
医薬品審査の実態公開めぐり独法改革恐れる厚労省が猛反発
今春スタートする独立行政法人改革。薬害肝炎問題を検証する第三者委員会は厚労省管轄の独法「医薬品医療機器総合機構」と厚労省医薬食品局のあり方を問題視しているため、関係者は医療・医薬業界への支配力が低下することを恐れている。
