鈴木博毅
第3回
日本では、なぜ議論する前から結論が決まっているのか?
日本社会では、判断基準が状況によってコロコロ変わることがある。それは今も昔も変わらない。日本の議論にダブルスタンダードが出現する理由とは?

第2回
日本型組織の意思決定は、なぜ異常に歪むのか?
私たちは自由に思考していると考えているが、実際のところ、見えない圧力に強く影響を受けている。日本人なら誰もがわかる、あの圧力の正体とは? 今も昔も変わらず、見えない圧力が招く意思決定の悲劇は多数ある。

第1回
なぜ日本の組織は息苦しいのか?今も昔も日本人を支配する妖怪の正体
忖度、パワハラ、同調圧力、いじめ、ネット炎上、無責任主義……。なぜ、日本の組織は息苦しいのか? 会社から学校、家族、地域コミュニティ、ネットまで、日本社会が抱える問題の根源に存在する妖怪とは?

再公開3
なぜ、日本人は「空気」に左右されるのか?『失敗の本質』が教える4つの罠
名著『失敗の本質』が今、熱い。日本的組織の本質を分析した同書から、行き詰った日本企業、日本社会が学ぶ点は多い。中でも、日本人の特性を象徴しているのが「空気」の存在。なぜ昔も今も、日本的組織は「空気」によって不可思議な判断をしてしまうのか?

再公開2
今再び話題の70万部ベストセラー『失敗の本質』の何が「本質」かを読む
70万部の名著『失敗の本質』が今、再び脚光を浴びている。だが、この本は難解な1冊としても有名だ。一体何が「失敗の本質」の「本質」なのか?複雑な組織的敗因の中でも、現代に通じる最も重大な敗因とは何なのか?

再公開1
なぜ、今『失敗の本質』なのか?これから読むための7つのヒント
巨大企業の組織的隠ぺい、延期を繰り返す豊洲移転問題をきっかけに、30年前の古典が今、再び脚光を浴びている。日本軍の敗因を分析した70万部の名著には、変わらぬ日本人の特性と同時に、日本再生へのヒントが隠されている。

特別寄稿5
戦地で反省部屋!?戦後71年たっても変わらない組織を蝕む「日本病」とは?
日本人はなぜ、追いつめられると戦略思考ができなくなるのか。旧日本軍の敗戦から今日の企業不祥事・社会問題まで、今も昔も日本的組織が抱える問題には共通点が多い。教条主義、員数主義、言葉狩り、責任逃れ……問題解決をはばむ「日本病」の正体とは?

特別寄稿4
なぜ日本人は「空気」に左右されるのか?旧日本軍から豊洲問題まで、組織を陰で支配するもの
豊洲移転問題で再び注目を集める、日本的組織を支配する「空気」の存在。戦時中における旧日本軍の意思決定から、私たちは今も何も変わらない。なぜ、日本人は同じ失敗を繰り返すのか?なぜ日本企業は変われないのか?

特別寄稿3
今こそ『失敗の本質』から学びたい日本が壊滅に向かって突き進んでしまう理由
日本的組織は、問題が起きた時に計画を中止したり、変更・改善をなかなか行えない。壊滅へ向かって突き進むのはなぜなのか?

特別寄稿2
旧日本軍も同じだった!なぜ、日本は「戦い方」が変わったことに気づけないのか?
グローバル競争の中で徐々に存在感をなくす日本。旧日本軍と同じく、日本人はこれまでの戦い方が切り替わるのを見抜くのが苦手だ。14万部のベストセラーとなった『「超」入門 失敗の本質』の著者が、日本的組織のジレンマを読み解く。

【特別寄稿】
三菱自、東芝…旧日本軍と共通する「失敗の本質」破綻する組織は「言葉」を奪い始める
データ偽装の三菱自、粉飾決算の東芝。名門企業の優秀な社員のもとで、なぜ不正は起きたのだろうか? 戦後70年たった今も変わらない、旧日本軍と共通する日本的組織の病根を読む。

第16回
一瞬で運賃計算できるよう自動改札をどう変えたか?答え:「長くした」視点を変える3つの戦略思考
今、企業が抱える閉塞感を打破するためには、どんな戦略が必要か? 古い固定観念に風穴を開けるための新しい視点とは? 3000年の戦略史から導かれた、壁を打ち破るための「振る舞い」「5%」「レジリエンス」という3つの戦略思考について。

第15回
今、必要な「離れる戦略」とは?歴史ある名門企業でも過去に縛られる謎
今、日本企業にとって本当に必要な「戦略」とは何か? 古い考え方に固執することをやめ、新しい考え方に切り替えろとはよく言われるが、わかっていても賞味期限切れの考えにしがみついている企業は多い。なぜパラダイムを変えられないのか?「永続する企業」になるにはどうすればいいのか?

第14回
戦略は人間の弱さを突け!ナポレオンが攻撃力を高められた秘密
フランス革命戦争において、怒涛の勢いで勝利を収めたナポレオンの軍隊にはどのような秘密があったのか? そこには「人間の基本的な弱さ」を知り尽くした、秀逸な戦略が隠されていた。今回は現代ビジネスにも応用できる、勝利をつかむための戦略を解説する。

第13回
居酒屋談義はなぜ、実行できないのか?実現する手段がない目標は無意味である。
なぜ兵法書を読み込んでも、実際のビジネスで使えないのか? ビジネスパーソンの間でも人気が高い古代の兵法をビジネスに応用できないのは、軍事戦略とビジネス戦略の大きな違いを理解していないから。今回は戦略の肝となる「目標設定」の重要性について解説する。

第12回
古今東西3000年から厳選する、今、日本人が読むべき「戦略書」ベスト10【後編】
孫子からクリステンセンまで、3000年に及ぶ古今東西の戦略書から、今日本人が最も読んでおきたい古典的名著をベスト10で紹介する。この時代に最も有効で、使える戦略書はこの10冊だ! 前編に続き、後編は第5~10位の書籍のエッセンスを解説。

第11回
古今東西3000年から厳選する、今、日本人が読むべき「戦略書」ベスト10【前編】
孫子からクリステンセンまで、3000年に及ぶ古今東西の戦略書から、今日本人が最も読んでおきたい“最強の教科書”をベスト10で紹介する。今の時代に最も“使える”のは、この10冊だ! 前編は第1~4位の書籍のエッセンスを解説。

第10回
3分でわかる『イノベーションのジレンマ』「見えない市場に小さく挑戦できる組織をつくる」
孫子からクリステンセンまで、3000年に及ぶ古今東西の戦略エッセンスをまとめた書籍『戦略の教室』から、特に有名な10の戦略を紹介する連載。最終回はイノベーション戦略の古典、クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』。なぜ、優れた経営者が誤り、大企業がベンチャーに敗れるのか?

第9回
3分でわかる『ブルー・オーシャン戦略』「『差別化』と『低コスト』で新しい市場を切り拓く」
孫子からクリステンセンまで、3000年に及ぶ古今東西の戦略エッセンスをまとめた書籍『戦略の教室』から、特に有名な10の戦略を紹介する連載。第9回は競争せずに魅力的な新市場を創りだす『ブルー・オーシャン戦略』。成熟企業、斜陽産業でも可能な、新しい金脈を見つける方法とは?

第8回
3分でわかるポーターの『競争戦略』「『攻撃』と『防御』を攻略して競争に打ち勝つ」
孫子からクリステンセンまで、3000年に及ぶ古今東西の戦略エッセンスをまとめた書籍『戦略の教室』から、特に有名な10の戦略を紹介する連載。第8回は競争優位理論の世界的古典であるポーターの『競争戦略』。「ファイブ・フォース」をはじめ最低限知っておくべき教養を一気に学ぼう。
