河合江理子
自分が達成すべきビジョンを描いたら、迷わず進む
グローバル化が圧倒的な勢いで進むなか、自分が生まれた国や地域にとらわれずに活動することは、もはや珍しいことではない。INSEADのリンダ・ブリム教授は、そうした人材を「グローバル・コスモポリタン」(Global Cosmopolitans)と称した。本連載では、米国、英国、フランス、スイスなどさまざまな国で学び、働いた経験を持つ京都大学の河合江理子教授が、日本発のグローバル・コスモポリタンを紹介する。米国で製薬会社を立ち上げて新薬の開発・普及に成功して『フォーブス』誌が選ぶ「米国自力成功女性50名」に日本人で唯一選出され、現在は芸術・科学・社会起業を支援するS&R財団共同創業者なども務める、久能祐子氏との対談後編。

米国で挑戦する。道を拓くにはそれしかなかった
グローバル化が圧倒的な勢いで進むなか、自分が生まれた国や地域にとらわれずに活動することは、もはや珍しいことではない。INSEADのリンダ・ブリム教授は、そうした人材を「グローバル・コスモポリタン」(Global Cosmopolitans)と称した。本連載では、米国、英国、フランス、スイスなどさまざまな国で学び、働いた経験を持つ京都大学の河合江理子教授が、日本発のグローバル・コスモポリタンを紹介する。今回は、米国で製薬会社を立ち上げて新薬の開発・普及に成功して『フォーブス』誌が選ぶ「米国自力成功女性50名」に日本人で唯一選出され、現在は芸術・科学・社会起業を支援するS&R財団共同創業者なども務める、久能祐子氏に話を聞いた。久能氏との対談は前後編の全2回。

第20回
【特別対談】ファイナンスは特別な知識ではない 会社選びに必要なスキルを身につける
ハーバード大学卒業後、マッキンゼー、BIS、OECD等を経て、現在は京都大学の教壇に立つ河合江理子氏と、ボストン・コンサルティング・グループ、ゴールドマンサックス証券等を経て、スター・マイカ代表取締役会長を務める水永政志氏の対談。これからの時代に求められる人材像などが語られた。

第19回
【特別対談】日本の“変な掟”を知ることにも価値はある 起業前に大企業で経験を積むべき理由
ハーバード大学卒業後、マッキンゼー、BIS、OECD等を経て、現在は京都大学の教壇に立つ河合江理子氏と、ボストン・コンサルティング・グループ、ゴールドマンサックス証券等を経て、スター・マイカ代表取締役会長を務める水永政志氏の対談。これからの時代に求められる人材像などが語られた。

第18回
【特別対談】チームワークを重視して、日本人に合わせた制度をつくる
ハーバード大学卒業後、マッキンゼー、BIS、OECD等を経て、現在は京都大学の教壇に立つ河合江理子氏と、ボストン・コンサルティング・グループ、ゴールドマンサックス証券等を経て、スター・マイカ代表取締役会長を務める水永政志氏の対談。これからの時代に求められる人材像などが語られた。

第17回
【特別対談】日本の一流商社の名前が通用しないMBAで気づかされた世界の多様性
ハーバード大学卒業後、マッキンゼー、BIS、OECD等を経て、現在は京都大学の教壇に立つ河合江理子氏と、ボストン・コンサルティング・グループ、ゴールドマンサックス証券等を経て、スター・マイカ代表取締役会長を務める水永政志氏の対談。これからの時代に求められる人材像などが語られた。

第16回
特別対談 文系も、理系も、世界では「専門性」が武器になる 積極的に学ぶ姿勢で本物の基礎を身につけなさい
ともに東京教育大学附属高校(現筑波大学附属高校)の出身であり、マッキンゼーでキャリアを積み、現在は大学で教鞭を執る、と多くの共通点を持つ慶應義塾大学特任教授・高橋俊介氏と京都大学教授・河合江理子氏。最終回は、いまの大学に求められる変化、世界で活躍する人材に必要なこと等が語られる。

第15回
特別対談 リスクを避けてばかりでチャンスを逃していないか?キャリアの選択は損得よりも「直感力」で決めなさい
ともに東京教育大学附属高校(現筑波大学附属高校)の出身であり、マッキンゼーでキャリアを積み、現在は大学で教鞭を執る、と多くの共通点を持つ慶應義塾大学特任教授・高橋俊介氏と京都大学教授・河合江理子氏。第2回は、目先の損得を優先することなく、リスクを恐れずに挑戦する大切さが語られる。

第14回
特別対談「この会社で、どのように活躍したいですか?」人事も答えられない質問をぶつけられる学生たち
ともに東京教育大学附属高校(現筑波大学附属高校)の出身であり、マッキンゼーでキャリアを積み、現在は大学で教鞭を執る、と多くの共通点を持つ慶應義塾大学特任教授・高橋俊介氏と京都大学教授・河合江理子氏。特別対談の第1回では、日本の就職活動やキャリア教育に対する違和感などが語られる。

第13回
特別対談スキルが、交換可能な「通貨」となる時代の到来日本人はどんなスキルを身につけるべきなのか?【第一生命保険株式会社代表取締役会長・斎藤勝利×京都大学国際高等教育院教授・河合江理子】
ハーバード、マッキンゼー、INSEAD、BIS、OECD…世界をわたり歩いてきた京都大学教授の河合江理子氏。そして、経団連副会長も務め、国際会議等でも積極的な提言を行なう第一生命保険株式会社代表取締役会長の斎藤勝利氏。スキルが「通貨」となった今、日本人は何を身につけるべきなのか?

第12回
特別対談 グローバル化は善し悪しではなく、現実 企業も、大学も、変わらなければならない【第一生命保険株式会社代表取締役会長・斎藤勝利×京都大学国際高等教育院教授・河合江理子】
ハーバード、マッキンゼー、INSEAD、BIS、OECD…世界をわたり歩いてきた京都大学教授の河合江理子氏。そして、経団連副会長も務め、国際会議等でも積極的な提言を行なう第一生命保険株式会社代表取締役会長の斎藤勝利氏。世界を知る2人から、逃れられないグローバル化の現実が語られた。

第11回
特別対談 「レベル5」の英語が必要な時代とは 3つの視点でグローバル化を考える 【第一生命保険株式会社代表取締役会長・斎藤勝利×京都大学国際高等教育院教授・河合江理子】
ハーバード、マッキンゼー、INSEAD、BIS、OECD…世界をわたり歩いてきた京都大学教授の河合江理子氏。そして、経団連副会長も務め、国際会議等でも積極的な提言を行なう第一生命保険株式会社代表取締役会長の斎藤勝利氏。教育と企業それぞれの視点から、世界に通用する人材像が語られた。

第10回
特別対談 恵まれた環境で才能を持て余す若者たち 楽しみながら、積極的に世界へ飛び出す【早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授・川本裕子×京都大学国際高等教育院教授・河合江理子】
ハーバード、マッキンゼー、INSEAD、BIS、OECD…世界をわたり歩いてきた京都大学教授の河合江理子氏。そして、東京銀行、オックスフォード、マッキンゼーと、国際的キャリアを持つ早稲田大学大学院教授の川本裕子氏。日本の良さを認めつつ、海外に飛び出す刺激と楽しさが語られる。

第9回
特別対談いまの若者は、英語も話せて実は優秀大学で感じた日本の未来への可能性【早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授・川本裕子×京都大学国際高等教育院教授・河合江理子】
ハーバード、マッキンゼー、INSEAD、BIS、OECD…世界をわたり歩いてきた京都大学教授の河合江理子氏。そして、東京銀行、オックスフォード、マッキンゼーと、国際的キャリアを持つ早稲田大学大学院教授の川本裕子氏。大学で教鞭をとる2人からは、期待溢れるメッセージが語られた。

第8回
特別対談スペシャリストか、それともジェネラリストか日本と海外で見た人材育成制度の違い【早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授・川本裕子×京都大学国際高等教育院教授・河合江理子】
ハーバード、マッキンゼー、INSEAD、BIS、OECD…世界をわたり歩いてきた京都大学教授の河合江理子氏。そして、東京銀行、オックスフォード、マッキンゼーと、国際的キャリアを持つ早稲田大学大学院教授の川本裕子氏。日本を知り、世界を知る2人が語る、これから必要とされる人材とは。

第7回
第7回UBS銀行頭取も輩出するスイスの職業高校人口800万の小国に学ぶ人材採用のあり方
公立高校を卒業すると、単身渡米してハーバード大学へ。その後、INSEAD、マッキンゼー、BIS、OECD、京都大学教授。本物の世界を知る日本人が明かす武器と心得。第7回は、人口800万人、小国スイスの伝統であり、優秀な人材を輩出する職業高校の姿から、日本の人材採用を考える。

第6回
第6回なぜ「学ばない自由」を求めて大学に入るのか?ハーバード大生が日本で抱いた素朴な疑問
公立高校を卒業すると、単身渡米してハーバード大学へ。その後、INSEAD、マッキンゼー、BIS(国際決済銀行)、OECD(経済協力開発機構)、京都大学教授。本物の世界を知る日本人が明かす武器と心得。第6回は、日本と海外の大学生活を比較することで、学びへの姿勢を問い直す。

第5回
第5回世界一安全で快適な日本を飛び出す価値未知の環境でサバイバル能力を身につける
公立高校を卒業すると、単身渡米してハーバード大学へ。その後、INSEAD、マッキンゼー、BIS(国際決済銀行)、OECD(経済協力開発機構)、京都大学教授。本物の世界を知る日本人が明かす武器と心得。第5回は、未知の環境への挑戦で身につく、サバイバル能力の重要性が語られる。

第4回
第4回 積極的な休暇の取得は自分への投資 ワーク・ライフ・インテグレーションという発想
公立高校を卒業すると、単身渡米してハーバード大学へ。その後、INSEAD、マッキンゼー、BIS(国際決済銀行)、OECD(経済協力開発機構)、京都大学教授。本物の世界を知る日本人が明かす武器と心得。第4回は、人生の充実が仕事に繋がる「ワーク・ライフ・インテグレーション」を語る。

第3回
第3回 “Very interesting.”が「とても面白い」とは限らない 語学力よりも大切な、異文化を理解する気持ち
公立高校を卒業すると、単身渡米してハーバード大学へ。その後、INSEAD、マッキンゼー、BIS(国際決済銀行)、OECD(経済協力開発機構)、そして、京都大学教授。本物の世界を知る日本人が明かす武器と心得。第3回は、語学力以上に、相手の「コンテクスト」を理解する重要性が語られる。
