垣田達哉
Go Toイートの食事券の販売が、10月5日の新潟県を皮切りに、全国の都道府県で順次始まる。しかし、都道府県によって、販売方法や販売金額に大きな差が出ている。特に、販売金額に関しては、国の税金が767億円も投入されている以上、全国民に公平に分配されるべきだが、大きな格差が生じている。

「Go To イート」キャンペーンのプレミアム付き食事券に続いて、9月15日から、もう一つの柱であるオンライン飲食予約の飲食店募集が始まった。消費者からの予約の受付は、10月1日開始の予定だ。だが、オンライン飲食予約には問題点が複数ある。飲食店は参加を慎重に見極めるべきだろう。

新型コロナウイルス感染拡大で利用者が減少する飲食業界への政府支援策「Go Toイート」キャンペーンが今月から始まる見通しとなった。同キャンペーンは大きく2つの事業からなる。

Go To キャンペーンの第2弾として、飲食業界を盛り上げる「Go To Eat」の事業者募集が始まった。だが、制度にはさまざまな問題があり、「Go To トラベル」以上に消費者や事業者を混乱させる可能性がある。

レモンサワー、レモネード、レモン入り菓子など、空前のレモンブームが続いている。だが、レモンは健康効果がある一方、輸入レモンには大量の防かび剤がついている。摂取を避けるためにはどうすればいいのだろうか。

7月1日からレジ袋(プラスチック製買い物袋)の有料化がスタートする。その大きな目的の一つはプラスチックごみ削減にある。だが、有料化がプラスチックごみの削減につながるかどうかは甚だ疑問だ。ではなぜ、政府はレジ袋の有料化に踏み切るのか。

2015年に施行された食品表示法が今年4月1日より完全実施される。従来、消費者にわかりづらかった食品表示などはどう変わるのか。正しい活用法を知り、健康の増進に役立てていただきたい。

新型コロナウイルスの国内での感染者が増え続けている。せきやくしゃみ等を吸い込む「飛沫感染」、および、感染者や感染したものを触る「接触感染」が感染ルートといわれるが、他にも感染拡大につながりかねないルートがあり注意が必要だ。

第514回
来年4月、塩分量やエネルギー(カロリー)量などの国が示した基準値を満たした弁当や総菜に、「健康マーク」を表示することが許可される制度がスタートする。しかしこの制度、国が本気で作ったとは思えない落とし穴が沢山ひそんでいる。

第495回
今、テレビCMなどで大々的に取り上げられている「プリン体ゼロ」のアルコール飲料。プリン体を摂りすぎると高尿酸血症になり、痛風を引き起こす可能性がある。しかし実は、酒に含まれるプリン体は一般食品に比べれば極めて少ない。
