芥田知至

芥田知至

三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員
中国景気堅調とドル安基調で国際商品市場はじわり上昇
芥田知至
エネルギーや金属など多くの国際商品相場がじわりと上昇している。原油は、米国産のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)がなかなか1バレル当たり50ドルを超えられないなど上値が重い印象があるが、6月下旬の安値に比べると1割ほど高い。
中国景気堅調とドル安基調で国際商品市場はじわり上昇
銅相場6000ドル回復も強弱 材料入り交じり一進一退か
芥田知至
銅相場が節目である6000ドルを回復する動きとなっている。銅相場は、昨年1月には1トン当たり4318ドルの安値に沈んでいた。同年終盤から最大の銅消費国である中国の景気持ち直し観測や、トランプ米政権のインフラ投資計画への期待を背景に急騰した。
銅相場6000ドル回復も強弱 材料入り交じり一進一退か
シェール生産が調整弁になり原油相場はボックス圏で推移
芥田知至
原油相場の下値不安が強まっている。米国産原油の指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は、OPEC(石油輸出国機構)総会が開催された5月25日に1バレル=52.00ドルの高値を付けた後、2割近く下落し、40ドルの節目に迫る動きとなった。
シェール生産が調整弁になり原油相場はボックス圏で推移
シェール増産が原油上値抑制 当面40~60ドルで推移の公算
芥田知至
OPEC(石油輸出国機構)加盟の14カ国と非OPEC産油国10カ国は、5月25日に開催された合同閣僚会合において、日量約180万バレルの現行の協調減産を、7月以降2018年3月まで9カ月延長することを決めた。
シェール増産が原油上値抑制 当面40~60ドルで推移の公算
協調減産進むもシェール増産 需給改善遅れ原油の上値重い
芥田知至
国際商品相場は、昨年終盤に上昇ペースが速まる局面があったものの、2017年に入ってからは総じて横ばい圏で推移している。
協調減産進むもシェール増産 需給改善遅れ原油の上値重い
協調減産への懸念生じ原油下落 トランプへの期待剥落で金上昇
芥田知至
原油相場は、2017年初から狭いレンジでの取引が続いていたが、3月に入って下値が切り下がっている。米国産標準油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は、1バレル=51~55ドル前後で推移していたが、3月22日には47.01ドルまで下落した。昨年11月30日のOPEC(石油輸出国機構)の協調減産合意を受けて急騰する以前の相場水準に戻った。
協調減産への懸念生じ原油下落 トランプへの期待剥落で金上昇
原油減産合意は順守されるも需給均衡せず上値は限定的
芥田知至
2017年入り後の原油相場は、狭いレンジでの取引が続いている。年初来の高値は欧州北海産のブレント原油で1月3日に付けた1バレル当たり58.37ドルであり、安値は同指標が1月10日に付けた53.58ドルである。
原油減産合意は順守されるも需給均衡せず上値は限定的
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