フォロー
芥田知至
協調減産進むもシェール増産 需給改善遅れ原油の上値重い
国際商品相場は、昨年終盤に上昇ペースが速まる局面があったものの、2017年に入ってからは総じて横ばい圏で推移している。

協調減産への懸念生じ原油下落 トランプへの期待剥落で金上昇
原油相場は、2017年初から狭いレンジでの取引が続いていたが、3月に入って下値が切り下がっている。米国産標準油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は、1バレル=51~55ドル前後で推移していたが、3月22日には47.01ドルまで下落した。昨年11月30日のOPEC(石油輸出国機構)の協調減産合意を受けて急騰する以前の相場水準に戻った。

2017年入り後の原油相場は、狭いレンジでの取引が続いている。年初来の高値は欧州北海産のブレント原油で1月3日に付けた1バレル当たり58.37ドルであり、安値は同指標が1月10日に付けた53.58ドルである。
