CAR and DRIVER
ダイハツ・ロッキーとトヨタ・ライズは2019年末のデビュー以来、好調なセールスをキープしている。人気のロッキー/ライズは、トヨタ版には新しい車名が与えられたのに対し、ダイハツ版は往年の車名を復活させた。ボディサイズは全長×全幅×全高3995×1695×1620mm。SUVブームの中、5ナンバーサイズのSUVは少数派。魅力は価格が安く、デザインがよく、実用性が高い点に尽きる。

新型はすべてを一新した新世代である。まず、車種体系が整理された、ノアはエアロ系と標準系、ヴォクシーはエアロ系のみとされ、エスクァイアは廃止となった。これは2020年5月からディーラーごとの専売制から全車種併売とされた販売システムに対応した変更である。ノアとヴォクシーは、従来以上に個別のキャラクターを鮮明にしている。

アトレーはラゲッジスペースを“もうひとつの部屋”として使えるボクシーバン。楽しみ方はユーザーしだい。エンジンはターボ、骨太な作りはプロユースを思わせる。

新型C4は、シトロエンらしい造形の5ドアHB。ガソリン/ディーゼル/モーターの3種のパワーユニットがあり、走りは快適性を重視。BEVモデルに試乗した。

スペーシア・シリーズは、2021年12月に一部仕様変更を行った。今回はSUVルックのギアを連れ出して、改めてこのKスーパーハイトワゴンの魅力に迫ってみた。

パワフルで経済的なC220dのデリバリーがスタートした。パワーユニットは2Lディーゼルターボとモーターの組み合わせ。試乗車は17インチタイヤの標準サス仕様だ。

GRヤリスは「モータースポーツを起点にした、もっといいクルマづくり」を具現化したホットハッチ。発売後もスーパー耐久や全日本ラリーをはじめとするモータースポーツフィールドを活用し、鍛え続けてきた。東京オートサロン2022で披露されたGRMNヤリスは、そのエボリューションモデル。実戦を通じて獲得した成果を「ユーザーに素早く還元すべき」という豊田社長の強い思いから生まれた。

驚愕のパフォーマンスだった。操って面白いとか、スリリングだというレベルをもはや超えていた。富士スピードウェイで試乗したウラカンSTOは、これまでのどのスペシャルなランボルギーニ製市販モデルとも異なる、まさに別格のパフォーマンスを見せつけた。

LXはNXに続く新世代レクサス第2弾。ランクル300をベースに新たな最上級SUVとして開発。全車、車高調節式サスを装備した。ラインアップは標準/オフロード/エグゼクティブを用意する。

最新アルトは愛らしいスタイリングの持ち主。マイルドHVを設定しクラストップのWLTCモード燃費27.7km/Lを誇る。安全装備も充実した新型は要注目である。

トヨタ・ノア/ヴォクシーが4thモデルにフルモデルチェンジした。いまやミニバンは、日本のスタンダードカー。とりわけMクラスと呼ばれるカテゴリーは“ファミリーカーの花形”だ。トヨタ/日産/ホンダによる熾烈な販売競争が繰り広げられる中、シェアトップのノア&ヴォクシーの全面刷新は注目が高まる。

2022年はホンダ・ステップワゴン誕生25周年。そのタイミングで6thモデルが公開された。新型の発売は春の予定。今回は実車を見て、触った印象をお届けしよう。

XC60の機能が向上。音声操作が可能なグーグルシステムを導入した。試乗車は1充電で約40kmEV走行可能な電動車、フラッグシップのプラグインHVモデルである。

GR86が正式デビュー!「進化と継承」をテーマに掲げた2nd・FRスポーツは、GR流のチューニングを徹底。BROS車のBRZとは“似て非なる”存在となった。一般公道でのチェックレポートである。

次世代レクサスの先駆けとなる新型NXは、ラインアップが充実。プラグインHV/2.5L・HV/2.4Lターボ/2.5L自然吸気と、4種類のパワーユニットを設定、駆動方式はFFと4WDをラインアップし、グレードはバージョンL/Fスポーツ/標準を用意する。エコ派からスポーツ派まで、多様なニーズに応えるプレミアムSUVの走りの個性をご紹介しよう。

コンパクトSUVの代表車、ライズ/ロッキーに“本命モデル”が登場した。新登場のeスマートHVは“良いものを安く”をコンセプトに開発。1.2Lエンジンで発電/モーターで走るシリーズ方式である。注目ポイントはリーズナブル価格と28.0km/Lのクラストップ級高燃費(WLTCモード)。コストパフォーマンスを磨いた新設定1.2L車とともに実力を探った。

最新パサートが、持ち前の美点はそのままに細部をリファイン。TDI4モーションは2Lディーゼルターボと7速DCTの組み合わせ。力強さと燃費に磨きをかけた。

トヨタ電動化戦略の柱、bZ4Xはハリアー同等サイズのSUVルック。1モーターFFと2モーター4WDを設定し、航続距離はそれぞれ500/460km。未来を身近にするBEVである。

人気リアルスポーツセダンが第2世代に進化した。新型WRX・S4は東京モーターショーで注目を集めたVIZIVパフォーマンス・コンセプトの市販車。2.4L水平対向ターボ(275ps/375Nm)を搭載し、アグレッシブなスタイリングは空力を徹底追求。ラインアップはSTIスポーツRとGT-Hを基本にアイサイトXを装備したEXを用意する。

Q5スポーツバックはデザインと実用性を兼備したハイグレードモデル。ベース車と同等の機能性を守りつつエレガンスを追求。2Lディーゼルの特別仕様に乗った。
