CAR and DRIVER
アルカナはルノー独自開発ハイブリッド車。ドッグクラッチ方式の新型変速機が、スムーズ&パワフルな走りを実現。WLTCモード燃費は22.8km/Lをマークする。

新型はボディサイズを拡大して存在感を主張。パワートレーンはガソリン/ディーゼル/PHVの3種。ボディはHBとワゴン。新型はVWゴルフ8の好ライバルである。

イタリアンコンパクトBEVが日本に上陸した。500eは完全新世代。118psのモーターを積み、一充電当たりの走行距離は335km。お洒落な造形が最大の魅力だ。

6thモデルは、暮らしを豊かにすることを目指した“新クリエイティブムーバー(生活創造車)”。AIR(エアー)とSPADA(スパーダ)の2シリーズを用意し、パワートレーンはe:HEVハイブリッドと1.5Lターボ。ボディサイズは全車3ナンバー。スタイルはボクシー&シンプル。スパーダには上級のプレミアムラインを設定する。

296GTBは、フェラーリの新たな主役。時代が求める環境性能を備えたMRスポーツである。3L・V6ターボ(663ps)とモーター(167ps)を組み合わせ、システム出力830psを実現。最高速は330km/hに達し、EVとして25km走る。エレガントでレーシーな造形にはかつての“ディーノ”の面影が宿る。

サクラは軽自動車規格のBEV。日産アリア/リーフの弟分という性格のエントリーモデル。47kW/195Nmのモーターと20kWhのバッテリーを搭載し1充電当たりの航続距離は180km(WLTCモード)。街乗りが得意である。

三菱からは、日産サクラとメカニズムを共用しながらも、エクステリアとインテリアの雰囲気が異なるSUVテイストの軽BEV“eKクロスEV”が発売される。

ボルボ日本初導入となるバッテリーEVのC40リチャージは、オンラインのみでの販売となる。今回は前後2モーターを搭載し408psをたたき出すツインに試乗。

リーフに続く日産の最新BEV、アリアの販売がスタートした。まずは5月に発売したB6(2WD)というベーシックモデルに試乗した。

iX3は人気の高いX3のBEV。内外装はそのままに286psのモーターと総電力量80kWhのバッテリーを搭載。満充電の航続距離は508㎞。駆動方式はRWDだ。

JEEPのフラッグシップが、フルモデルチェンジ。新型は3列シート仕様を新設定。パワーユニットは3.6L・V6。駆動方式は4WD。全長は5200mmに達する。

最新アウトバックは、伸びやかなサイズに最新メカニズムを搭載。最上級モデルとして快適性と走りを追求した。エンジンは直噴1.8Lターボ。駆動方式は4WDである。

最新の8th・VWゴルフ(ゴルフ8)の日本上陸から半年たらずで加わったTDIは、機能性と経済性がバランスした本命モデル。発売を待っていた人は多いに違いない。2L直4ディーゼルターボのスペックは150ps/360Nm。1.5L直4ターボを積むeTSIと最高出力が同じで最大トルクは110Nmも大きい。WLTCモード燃費は20.0km/L。eTSIの17.3km/Lを2割近く上回る。

ダイハツ・ロッキーとトヨタ・ライズは2019年末のデビュー以来、好調なセールスをキープしている。人気のロッキー/ライズは、トヨタ版には新しい車名が与えられたのに対し、ダイハツ版は往年の車名を復活させた。ボディサイズは全長×全幅×全高3995×1695×1620mm。SUVブームの中、5ナンバーサイズのSUVは少数派。魅力は価格が安く、デザインがよく、実用性が高い点に尽きる。

新型はすべてを一新した新世代である。まず、車種体系が整理された、ノアはエアロ系と標準系、ヴォクシーはエアロ系のみとされ、エスクァイアは廃止となった。これは2020年5月からディーラーごとの専売制から全車種併売とされた販売システムに対応した変更である。ノアとヴォクシーは、従来以上に個別のキャラクターを鮮明にしている。

アトレーはラゲッジスペースを“もうひとつの部屋”として使えるボクシーバン。楽しみ方はユーザーしだい。エンジンはターボ、骨太な作りはプロユースを思わせる。

新型C4は、シトロエンらしい造形の5ドアHB。ガソリン/ディーゼル/モーターの3種のパワーユニットがあり、走りは快適性を重視。BEVモデルに試乗した。

スペーシア・シリーズは、2021年12月に一部仕様変更を行った。今回はSUVルックのギアを連れ出して、改めてこのKスーパーハイトワゴンの魅力に迫ってみた。

パワフルで経済的なC220dのデリバリーがスタートした。パワーユニットは2Lディーゼルターボとモーターの組み合わせ。試乗車は17インチタイヤの標準サス仕様だ。

GRヤリスは「モータースポーツを起点にした、もっといいクルマづくり」を具現化したホットハッチ。発売後もスーパー耐久や全日本ラリーをはじめとするモータースポーツフィールドを活用し、鍛え続けてきた。東京オートサロン2022で披露されたGRMNヤリスは、そのエボリューションモデル。実戦を通じて獲得した成果を「ユーザーに素早く還元すべき」という豊田社長の強い思いから生まれた。
