榎本博明
「自分の人生は失敗だった」でも大丈夫、60代での“振り返り”が人生の価値を180度変えるワケ
前回、前々回と、人生の振り返りについてお話ししました。振り返りの中で「自分の人生は失敗だった」と思う人もいたかもしれません。同じような辛く悲しい出来事を経験しても、前向きに受け止める人もいれば、後ろ向きに受け止める人もいます。過去は変えられませんが、今後の人生の満足度や日頃の気分は、出来事の受け止め方次第で変わってきます。

60代を襲う不安に押しつぶされない!「悩みを話してスッキリする」 自己開示の心理的効用4つ
人はなぜ、悩むとだれかに話したくなるのでしょうか? それには、自己開示の持つ心理的効用が関係しています。本稿では、悩みを他人に語ることで得られる4つの心理的効用について説明します。

60代を超えて「人生の喪失期」に入る人と「第2の青春期」に入る人の決定的な思考の違い
人生100年時代、男女の平均寿命は80歳を超えました。仮に80歳まで生きるとして、60歳から80歳まで20年。余生とみなすにはあまりにも長いです。これからの人生を豊かにするために、まずは今までの人生を振り返ってみましょう。

記憶が悪くてミスを連発する部下、どうしたらいい?→「辞めてもらう」以外の2つの対処法
「感じが良い」というのはとても貴重なスキルだ。特に接客業や、社外の人と接することが多い職業においては大きな武器となる。ところが世の中には「感じが良いのだがどうにも忘れっぽい人」というタイプが存在する。予約の電話を受けたのに忘れるミス、日程変更の連絡を受けたのに関係者に伝えるのを忘れるミス……いくら感じが良くても、こうしたミスが続けば仕事は立ちゆかなくなってしまう。どうしたら、こうしたミスをなくせるのだろうか。

どの職場にもややこしい人物がいるものだが、特に厄介なのは何かにつけて攻撃的な反応をする人物だ。別に嫌なことを言ったつもりはないのに、突然烈火のごとく怒り出すのだから、困ってしまう。どう接したらいいのか分からない、という声を聞くことも珍しくない。なぜ、そのような攻撃的な反応になるのだろうか。

近頃は、親や学校から叱られた経験がなくほめて育てられたせいか、ちょっと注意しただけでひどく落ち込み、仕事が手につかなくなってしまう若手部下の扱いに、多くの管理職が頭を悩ませている。そこで有効なのが、心理学でいうところの「原因帰属の体質改善」だ。一体どういうことなのか、具体的に解説していこう。

「まさかうちの子が…」子どもが不登校になったとき、親が「最初の3日」でやるべき最も大事なこと
我が子が不登校になったとき、「まさかうちの子が、なぜ?」と思う親は多い。そのため、いざ問題が起きたときに適切な処置がとれないケースも見られるという。不登校児を「そっとしておく」ことは一見正しそうな対応に見えるが、実はさらなる事態の悪化を招いてしまうのだ。不登校を長期化させないためには、最初の1週間での「初期対応」が重要となる。本稿は、榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

厳しいことを言うと、すぐに傷ついた、ハラスメントだとみなされてしまうので、不適切な言い訳にも穏やかに対応するしかない。こんな時代ゆえに、やたら言い訳をする部下がいて困るという管理職の声をよく耳にする。だが、そうした「言い訳」を注意深く聞いてみると、その部下が伸びていく可能性が高いかどうかが分かるのだ。そのポイントをお伝えするので、部下の言葉に注意して耳を傾けてみてほしい。

「学校に無理して行かなくてもいいよ」→親に不登校を放置された子どもの行く末は?
「嫌だったら無理して学校に行かなくてよい」と考える大人が増えている。しかし、不登校児の中には、実は登校を望んでいる子どもや、登校しなかったことを後悔している子どもも多いのだという。不登校状態を安易に放置することで、成人後の引きこもり問題にもつながるなど、かなり深刻な問題を引き起こすおそれもある。本稿は榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

「成功する子ども」と「落ちこぼれる子ども」を見抜くたった1つの質問とは?
厳しい指導をすべて虐待とみなすモンスターペアレンツに萎縮するあまり、現代の学校現場では、子どもへ適切な教育ができなくなってきている。しかし、そうした配慮をしすぎた教育では、子供の自己コントロール力が育たず、大人になってからの不健康、低収入、犯罪リスクが高まるという。子どもの忍耐力や協調性を育てるためには、どのような教育環境が望ましいのか。本稿は榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

「どうせダメ社員ですよ…」「やる気を出せって言われても…」どんな職場にも、モチベーションが低く、やる気がない人というのがいるものだ。こうした人に対して「頑張れ!」「やる気を出せ!」と説教したところで、ほとんど手応えがない……という経験をしたことがある人もいるのではないか。こうしたときに試してほしい、特に日本人には効果的な方法がある。

社員同士は仲が良く、職場の雰囲気は悪くない。しかしどうもみんなのモチベーションが上がらず、沈滞ムードが漂う。なんとか職場を活気づけることができないか……それは、多くの管理職や経営者が願うことでしょう。今回は、活気のある職場づくりのコツを、仕事のやりがい設計という視点から考えてみます。

「この先、今ある仕事の多くがAIに取って代わられる」とよく言われるが、そうなると今後人々に求められるのは「絶えざる仕事力の向上」である。そのためには、ただがむしゃらに仕事を頑張ればいいというわけではない。仕事力の向上に必須な基礎能力には大きく3つあると考えている。これまで、メタ認知能力(https://diamond.jp/articles/-/345141)、認知能力(https://diamond.jp/articles/-/346732)、について取り上げてきたので、今回は残る一つ「非認知能力」について解説したい。

社会人として働いている人であれば、「もっと仕事ができるようになりたい」と思ったことがあるだろう。また、部下を指導していて「もっと仕事ができるようになってほしい」と願うケースもあるのではないか。仕事ができるようになるためには、ただがむしゃらにやればいいというものではない。仕事力の向上に必須の能力には、メタ認知能力、認知能力、非認知能力の三つが大きいと私は考える。今回は、その一つであるメタ認知能力について考えてみたい。

この先、今ある仕事の多くがAIに取って代わられるとされるが、そこで求められるのが絶えざる仕事力の向上である。仕事力を向上させたいというのは、だれもが思うことのはずだが、ただがむしゃらに仕事に向き合えばいいというわけではない。仕事力の向上に必須の能力には、メタ認知能力、認知能力、非認知能力の三つが大きいと私は考える。今回は、その一つであるメタ認知能力について考えてみたい。

「仕事ができなくてすみません」謝るだけで努力しない部下への“正しい接し方”とは?
会社や組織で一緒に働く以上、若手や途中入社の人には適宜フィートバックや指導をし、早く仕事ができるようになってくれないと困るものだ。しかし最近の若者は、親や教師から厳しく怒られることがほとんどなく、ほめられて育ち大人になった人が多い。仕事ができないからといって、自分が若かったころのようにキツく言うのもはばかられる……という悩みを抱える管理職は多い。仕事ができない部下に手を焼く上司は、こうした人たちに対し、どのように接したらいいのだろうか。

コミュ力が低くて言い方がキツい、すぐに「マニュアルが欲しい」という人は何を考えているのか
「人とのコミュニケーションが苦手」という若者が増えている。しかし仕事においては、人との関わりを避けてばかりはいられない。特に、顧客対応など社外の人と接する社員が、相手の立場を配慮せず、キツい態度や物言いをしていては、会社として大きな問題になりかねない。注意をすると「言い方に気を付けろと言われても、どう言っていいかが分からない。マニュアルをください」という若手に対し、どのように指導したらいいのだろうか。

「定年後、何しようか不安…」→朝ドラ「らんまん」主人公の生き様がヒントになる
長寿化や年金基金の逼迫などを背景に、定年年齢の延長や再雇用の促進により70歳までは働ける社会にしようといった動きがあり、さらには定年廃止の議論もみられるようになった。実際、60歳あるいは65歳になったからといって、急に仕事能力が衰えるわけではない。では、これからの60代以上はどのようにすべきなのだろうか。

注意や叱責をされるとがっくりと落ち込んでしまう若手をどう指導したらいい?
最近の若者は、親や教師から厳しく怒られることがほとんどなく、ほめられて育ち大人になった人が多い。こうした人たちはどうしても打たれ弱く、注意や叱責をされるとがっくりと落ち込んでしまい、ネガティブな気持ちに耐えられなくなりやすい。うっかりするとそのまま会社に来なくなったり、退職してしまったり……というケースもある。こうした人たちに対し、どのように接したらいいのだろうか。

なぜ仕事ができない人に限って「オレは仕事ができる!」と自信満々なのか
あなたの職場には、仕事ができずに周りに迷惑をかけているのに、本人は仕事ができるつもりでいる、困った人がいないだろうか。周りから見るとどう見ても力不足なのに、本人は自信満々……なぜ、仕事や勉強ができない人に限って「自分はできる!」と自己評価が必要以上に高いのだろうか?これには心理学的な裏付けがある。
