
2019.11.5
自動車帝国は崩壊寸前!トヨタ、ホンダ、日産の生死を分ける「最終決断」
世界に誇る日本の自動車産業が丸ごと消滅してしまうかもしれない危機にある。「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化)」と呼ばれる新たな技術トレンドが自動車業界を襲い、クルマの価値が激変しているのだ。
編集長
あさしま・ふさこ/2000年入社。ダイヤモンド編集部ではマイノリティーの生え抜き。エレクトロニクス・自動車を中心に製造業の業界担当を制覇。労働問題の取材にも注力。15年より製造業担当の副編集長。現在、特集・ニュース統括も兼務。担当特集は「京都企業の血脈」「軍事ビジネス&自衛隊 10兆円争奪戦」「絶頂トヨタの死角」「脱炭素地獄」など。趣味は歌舞伎と酒。松本清張先生の短編が好き。
2019.11.5
世界に誇る日本の自動車産業が丸ごと消滅してしまうかもしれない危機にある。「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化)」と呼ばれる新たな技術トレンドが自動車業界を襲い、クルマの価値が激変しているのだ。
2019.10.19
驚いたことに、9月に解任されたはずだった西川廣人・前日産自動車CEO(最高経営責任者)が着々と院政を敷きつつある。関係者によれば、早速、新経営メンバーを呼びつけて個室に呼び出して役員人事に介入しているという。そして、西川氏の暴走でほく…
2019.10.19
かつての本田技術研究所には「廊下を歩けば、変な奴がゴロゴロ転がっていた」(ホンダ幹部)。だが現在、売上高16兆円のグローバル企業となったホンダに入社するのは、高学歴のエリートばかりだ。世の中にない革新的なクルマを開発してきた珍種変種…
2019.10.18
マツダ、スズキ、SUBARUを従えたトヨタ自動車は、日本の自動車業界では向かう所敵なしに映る。だが、ホンダと日産が不甲斐ない業界が発展するはずがない。四輪の赤字体質に悩むホンダと、仏ルノーとの確執が絶えない日産自動車が組めば、「ウルトラ…
2019.10.17
米国の環境規制に対する達成度で見ると、ホンダはグローバルな自動車メーカーの中で世界一のレベルにある。これは技術力が優れていることの証左なのだが、そんなホンダをもってしても、来年日本で発売される新型電気自動車(EV)は売れば売るほど赤…
2019.10.16
自動車ユーザーの間で「ホンダに面白い商品がなくなった」「ホンダのトヨタ化が加速している」と言われるようになって久しい。シビック、オデッセイ──。幾度となくホンダの経営危機を救ってきた尖ったクルマはなぜ消えてしまったのか。ホンダの四…
2019.10.15
ホンダの不文律を破り、本田技術研究所社長を経ずに本体の社長に就任した八郷隆弘・ホンダ社長。今年5月、対外的なメッセージを積極的には発信してこなかった八郷社長が、大々的に打ち出した経営方針は「聖域なきリストラ」だった。競合メーカーが…
2019.10.15
技術の本田宗一郎と経営の藤澤武夫。絶妙な経営統治で急成長したホンダも71歳。組織の官僚化が進んだと言われて久しい。伝統的に強い研究所、米販売法人が弱体化し、近年では中国閥が勢力を増している。それでも、社内の対立構造はそう単純ではなく…
2019.10.15
ホンダ危機の「本質」に迫る特集。初回の10月15日(火)から19日(土)まで全6回連載を予定。ホンダの四輪事業が赤字体質に劣化した元凶は、前社長が敷いた「世界販売600万台」拡大路線のツケだけではない。そこには根深い構造問題が横たわっていた…
2019.9.20
労働者保護を原則とする厚生労働省が、怒り狂っている。就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが就活学生の内定辞退率予測データを大企業に販売していた問題についてだ。厚労省の怒りの矛先は、個人情報のデータを販売したリクル…
2019.9.12
急転直下の解任劇で西川廣人・日産自動車社長が失脚した。カルロス・ゴーン前会長の逮捕からわずか10ヵ月の天下だった。すでに、日産社内の関心は「後継者レース」へ移っている。指名委員会が選別した候補者リストには、日本人の日産経営幹部4人が…
2019.9.6
全7回でお届けした「日韓激突! ものづくり日本の悪夢」特集の最終回。50年の月日をかけて現在の形に落ち着いた「日韓製造業の最強タッグ」が揺らいでいる。日本を共通の“仮想敵国”としたことで、反目し合っていた文在寅政権と韓国産業界が歩み寄…
2019.9.5
日韓関係は修復が絶望的なレベルに達している。普段から仕事上で付き合うことが多い日韓のビジネスパーソン約2000人(日本人1030人、韓国人1030人)を対象にして、緊急アンケートを実施し、彼らの本音を浮き彫りにした。これまでメディアが報じてこ…
2019.9.2
万全の事前対策で「対韓国輸出規制」に踏み切ったはずだった日本。韓国にお灸を据えてやろうという程度の規制強化が、韓国側の疑心暗鬼を生み、日韓関係修復の着地点はまったく見えなくなっている。50年かけて構築した「最強の日韓タッグ」も揺らぎ…
2019.9.2
日本が対韓国輸出規制を決めた直後、韓国サムスングループの総帥、李在鎔(イ・ジェヨン)・サムスン電子副会長の姿は日本の地にあった。韓国では文政権とメディアから総スカンを食い、日本では制裁措置の標的となり、サムスンはまさしく泣き面に蜂…
2019.9.2
戦後最悪の日韓関係。日本が韓国に仕掛けた輸出規制強化で浮かび上がったのは、皮肉にも日本の製造業の「屋台骨」を支えてきた素材・電子部品・装置メーカーの危機だった! 日韓の政治的対立からくる疑心暗鬼は産業界を巻き込み、日韓メーカーが50…
2019.8.1
日産自動車が赤字スレスレの大減益に陥った。併せてぶち上げた「大リストラ計画」は1万2500人を削減する大掛かりなものになった。日本や欧州での合理化圧力は高まるばかり。業績悪化の底は見えない。
2019.7.31
日韓関係は修復不能なレベルにまで達しつつあり、日本政府は「対韓輸出規制の強化」の手を緩めるつもりはない。本音では文政権に批判的な立場をとる韓国の経済界も、日系メーカーも「最悪シナリオ」の現実味に、戦々恐々としている。
2019.7.16
かつて日産自動車ナンバーツーのCOO(最高執行責任者)の地位にあった志賀俊之氏は、カルロス・ゴーン・元日産会長の右腕だった人物としても知られる。昨年11月のゴーン氏逮捕以降、沈黙を貫いてきた志賀氏が、初めて本誌のインタビューに応じた…
2019.7.1
6月25日、日産自動車の株主総会が開催され、西川廣人・社長の続投が決まった。ルノーも社内の反乱因子もコントロールできたかのように見える西川社長だが、前途は多難だ。
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