The Wall Street Journal
遠隔会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズのエリック・ユアン最高経営責任者(CEO)は近ごろ多忙だろうが、時間を見つけて米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOに感謝状を書くことを検討すべきだ。

新型コロナウイルスが世界の経済成長に大きな打撃をもたらしていることを受け、日銀は27日、新たに一連の施策を発表した。残念ながら、施策が新しいのは見た目だけで、中身は使い古されている。

いま世間の期待を集めるのが、新型コロナウイルスにすでに感染し、体内に抗体ができたかどうかを調べる「抗体検査」だ。企業や政府はこれが経済を徐々に再開する目安になるとみており、個人は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の再感染リスクを心配しなくてよいかどうかを知りたいと考える。

世界各国の政府が3月に市民に対して巣ごもり生活をするよう告げた際、英ウェールズ在住のジェス・クリップスさん(30)は「ロックダウン(都市封鎖)中にしたいことリスト」を作成した。「ようやく、じっくりとかぎ編み針を学べる」。図書館のアシスタントとして働くクリップスさんはそう思ったという。さらにタマネギの酢漬けを作ることも計画していた。

米国新型コロナウイルス危機は多くの点で、ニューヨーク州の公衆衛生の危機だと言っても過言ではない。全米で苦しんでいる患者を軽視しているわけでは全くないが、米国が見舞われている現在の惨状で、ニューヨーク州が突出している点を誇張し過ぎるということはない。

北朝鮮ウオッチャーの間では今、1つの疑問が渦巻いている――金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長はどこにいるのか。金氏の不在は何の説明もないまま2週間続いており、ツイッター上では同氏が動けなくなったとか死亡したとかいった臆測が飛び交っている。

銀行のアプリをほんの数回クリックするだけで購入できた原油のデリバティブ商品が、中国と韓国の個人投資家に巨額損失をもたらしている。

新型コロナウイルス危機で失業した人や採用を抑えている企業の数はすさまじい。ただ、目につきにくいのは、立ち上げ期に頓挫する多くの事態 ―― 新しい街角のカフェや歯科医院、小さく起業して定番ブランドになるビジネスなどだ。こうした失われたスタートアップは、新型コロナの感染拡大の脅威が薄れた後も、経済に暗い影を落とす可能性がある。

深夜に実施される中国マスク工場の緊急視察。人工呼吸器を確保しようと急きょ行われた巨額の送金。上海工場の外で産地不明のマスクを隠れて売ろうとする中間業者。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症患者600人が、回復した患者の血漿(けっしょう)を投与する治療を受けている。この実験的治療は果たして患者の健康回復につながるのか、そして科学的厳密さを伴う伝統的臨床試験の枠外で有用なデータを生み出すのか。研究者らは、現在の取り組みがこうした疑問の答えとなることを期待している。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、サプライチェーンの転換を示す第1弾の動きが進んでいる。消費財メーカーのアイリスオーヤマは今週、これまで行ってきたマスクの中国生産に加え、日本企業で初めて、政府の補助金を受け国内生産を拡大する方針を明らかにした。

新型コロナウイルスの感染拡大が、病院経営のビジネスモデルを揺るがしている。米国上場の指標銘柄である最大手企業が発表した今年第1四半期決算は、業界全体にとって不吉な兆候となった。

ワシントンの戦略家たちは、この10年の大半の期間を通じて「アジアへの旋回」を唱えてきた。しかし、これを実現するためには新型コロナウイルスが必要だったのかもしれない。米下院軍事委員会の有力メンバーであるマック・ソーンベリー議員(共和)は先週、中国の軍拡をけん制するための新たな対応策に60億ドル(約6460億円)の支出を求める法案を提出した。

著名投資家ピーター・ティール氏が共同で創業したデータ会社パランティア・テクノロジーズは、新型コロナウイルスの感染流行をいち早く察知し、多くの企業に先駆けて国外駐在員を帰国させた。ここ数週間は、こうした知識を活用して世界各国の政府が感染状況を追跡するのを支援し、役割を拡大させている。

マイナス金利を奇妙だと思うなら、1バレル当たりマイナス37ドルの原油相場はどうだろうか。20日のWTI原油5月渡しの先物相場が、一時記録した水準だ。

店頭からトイレットペーパーが消え、買い物客がパニックに陥ったコロナ危機を受け、温水洗浄便座のオンライン商品に対する需要が米国で急増している。

東アジアでは天然ガス価格が初めて石炭価格と同水準まで下落した。この地域で米国型のエネルギー転換がさらに進むきっかけになりそうだ。

【ヨハネスブルク】新型コロナウイルスが世界で猛威を振るう中、債務救済を求めるアフリカの貧困国への対応を巡り、先進国と民間投資家、そして最大の債権国である中国の間で攻防が起きつつある。

【ワシントン】米情報当局は世界的に大流行する新型コロナウイルスについて、中国・武漢の生物研究所から漏れ出たものかどうか、調査を行っている。トランプ政権高官が明らかにした。

マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏が先週、「ありがとう、医療従事者のみなさん」と書いたサインを窓際に掲げる3秒の動画をインスタグラムに投稿すると、激しく「炎上」した。ゲイツ氏は党派色が強く、人道に対する罪を犯した人物だと断じたり、ワクチンや世界保健機関(WHO)などに関するさまざま陰謀説に同氏を結びつけたりするコメントが殺到したのだ。
