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原田 泰

(はらだ・ゆたか)
名古屋商科大学ビジネススクール教授

はらだ・ゆたか/1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、現職。著書に『日本国の原則』(石橋湛山賞受賞)、『デフレと闘う』など。

中国はどの口で処理水放出に反対するのか、トリチウム排出の「不都合なデータ」
原田 泰
福島第一原発からの処理水の放出について中国が強硬に反対している。これまでなら、日本でも多少の反対がもっとあったはずだと私は思うのだが、反対運動は低調であるように思われる。私の考えでは、中国があまりに強硬なので、反対すると彼らの味方というイメージが付いて反対しにくくなっているのではないかと思う。しかし、トリチウム排出を弁護する側も、少し弱いのではないかと私は思う。専門家の意見、他国の事例、過去の事例を十分に生かしていないのではないだろうか。
中国はどの口で処理水放出に反対するのか、トリチウム排出の「不都合なデータ」
「財政赤字は経済成長を妨げる」は本当か?3つのデータで徹底検証
原田 泰
財政当局と財政学者は「財政赤字は経済成長を妨げる」と盛んに唱えている。だが、それは本当だろうか。3つのデータで解説する。
「財政赤字は経済成長を妨げる」は本当か?3つのデータで徹底検証
日本の給料はなぜ上がらない?日本に「足りない」ものがデータ分析で見えた
原田 泰
日本の給料が上がらない。言い換えれば、1人当たりGDPが上がらない。これについてはさまざまな議論がなされてきたが、その理由は、資本ストックが足りないからである。諸外国との比較データを用いて解説する。
日本の給料はなぜ上がらない?日本に「足りない」ものがデータ分析で見えた
「低金利政策が低成長を招いた」説は本当か、データで見る“真実”とは?
原田 泰
「1%以下の金利でなければ採算が取れないような投資をいくらしても、経済は成長しない」という議論がある。だから、低金利政策はむしろ低成長をもたらすか、そうでなくても成長を回復させない、という意見である。例えば、小林慶一郎慶應大学教授は「低金利環境が経営層のリスク回避を過度に助長し、低成長をさらに固定化した」と述べている(「長期停滞、対症療法脱却を」経済教室 日本経済新聞、2022年10月12日朝刊)。また、プリンストン大学の清滝信宏教授も、2023年5月15日の経済財政諮問会議に提出した資料で、そう述べている。本当に、日本の企業は1%以下の金利でなければ採算の取れないような非効率な投資をしているのだろうか。経済全体として、投資と成長の関係を考えてみたい。
「低金利政策が低成長を招いた」説は本当か、データで見る“真実”とは?
バブル崩壊後の不況が長期化した根本理由、今も続く「松方財政」の過剰評価
原田 泰
明治初期の松方財政は物価を2割近くも低下させるデフレ政策だったが、マルクス経済学者を含む多くの経済史家に高く評価されている。これに対して、故中村隆英東大教授は、異を唱えている。デフレ政策をどう評価するかは、現代の金融政策を巡る論点でもある。中村教授の説を確認しながら、松方財政を再評価したい。
バブル崩壊後の不況が長期化した根本理由、今も続く「松方財政」の過剰評価
日本の賃金停滞問題、岸田政権の「新しい資本主義」では解決しない理由
原田 泰
ようやく議論されるようになってきたものの、依然として日本の賃金は上がっていない。どうして日本の賃金は主要国と比較して低下してしまったのだろうか。どうしたら、日本の賃金を上げることができるだろうか。
日本の賃金停滞問題、岸田政権の「新しい資本主義」では解決しない理由
日本経済に今こそ「アメリカに追いつき追い越せ」が必要な理由、長期統計は語る
原田 泰
1990年までアメリカに追い付き追い抜く勢いのあった日本の経済成長率が低下し、現在では追い付くどころか差を広げられている。なぜこのようなことになったのか。戦前から現在までのアメリカ経済を含む世界経済の動向をひもとくと、その理由が見えてきた。
日本経済に今こそ「アメリカに追いつき追い越せ」が必要な理由、長期統計は語る
プーチン大統領の「圧倒的権力」はソ連時代のアフガン侵攻と比べると分かる
原田 泰
2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナへの侵攻から間もなく1年がたつ。侵攻当初のロシアは短期で終結すると予想していたと思われるが、その思惑は大きく外れ、約1年たった今も、激しい攻防が続いている。長期化が見込まれる上、ロシア側の明確な勝利が見えにくいにもかかわらず、なぜロシアはいまだに侵攻を続けるのか。ソ連時代のアフガン侵攻時との比較から考えたい。
プーチン大統領の「圧倒的権力」はソ連時代のアフガン侵攻と比べると分かる
物価が上がっても金融緩和をやめてはいけない理由
原田 泰
2022年12月20日に日銀は大規模金融緩和政策の一部修正にかじを切った。だが、物価が上がっても金融緩和をやめるべきではないと筆者は考える。今回はその理由を解説したい。
物価が上がっても金融緩和をやめてはいけない理由
英国首相を50日辞任に追い込んだ「ポンド下落」、実は大した問題ではない理由
原田 泰
9月6日に就任したばかりのイギリスのリズ・トラス前首相の在任期間はわずか50日だった。トラス前首相が辞任するハメとなったのは、公約で掲げていた大規模減税などを実施しようとしたところポンドが暴落し、さまざまな政策を撤回する事態に追い込まれたからだ。ポンド暴落はどれほど悪いことなのだろうか。
英国首相を50日辞任に追い込んだ「ポンド下落」、実は大した問題ではない理由
プーチンの取り巻き富豪「オリガルヒ」は贅沢させた方がまだマシな理由
原田 泰
ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領には、オリガルヒと呼ばれる富豪の取り巻きがいる。プーチンとオリガルヒの関係、海外に散らばっているオリガルヒの実態についてさまざまな角度から分析した。
プーチンの取り巻き富豪「オリガルヒ」は贅沢させた方がまだマシな理由
ロシアが苦しむ「資源の呪い」、化石燃料が豊かでも経済成長できない皮肉
原田 泰
旧ソ連、東欧諸国には順調な経済発展を遂げている国が多いのだが、実はロシアは2010年前後からほとんど成長していない。それは何故だろうか。
ロシアが苦しむ「資源の呪い」、化石燃料が豊かでも経済成長できない皮肉
ロシア侵攻前のウクライナが「破綻国家」ではなかった、これだけの理由
原田 泰
経済発展の阻害要因として挙げられる「人口減少」だが、果たして本当にそうだろうか。ロシア侵攻前のウクライナは「破綻国家」と言われることがあるが、その要因には人口減少がある。だが、ウクライナを含めた東欧諸国の人口と経済発展の関係を見てみると必ずしもそう言い切れない点が浮かび上がってきた。今回はそれを考えてみたい。
ロシア侵攻前のウクライナが「破綻国家」ではなかった、これだけの理由
ロシアへの経済制裁は「効果あり」と言い切れる理由、IMFのデータで判明
原田 泰
ロシアのウクライナに侵攻に対して、西側諸国は経済制裁を課している。しかし、経済制裁が効果を上げていないのではないかという議論もある。IMF(国際通貨基金)をはじめとする各種データから、制裁の効果がどれだけあるかを考えてみたい。
ロシアへの経済制裁は「効果あり」と言い切れる理由、IMFのデータで判明
日本経済停滞の「犯人」、G7の中で成長率が最低レベルの項目とは?
原田 泰
日本の実質GDPが伸びていないことは、今や誰もが知るところとなっている。なぜこんなことになってしまったのだろうか。さまざま原因が考えられるが、今回は、日本の資本ストックに焦点を当て、データから原因を探ってみたい。
日本経済停滞の「犯人」、G7の中で成長率が最低レベルの項目とは?
「ウクライナ降伏なら犠牲者は少なくて済む」は本当?戦争データで検証
原田 泰
ロシアのウクライナ侵略に対して、「早く降伏したほうが犠牲者が少なくて済むから、早く降伏したほうが良い」という議論があるようだ。この議論について、過去の事実を基に考察しよう。
「ウクライナ降伏なら犠牲者は少なくて済む」は本当?戦争データで検証
「ロシアのうそ」はソ連時代から続いていた?東ドイツのデータで検証
原田 泰
ロシアによるウクライナ侵攻開始から7週間がたとうとしている。プーチン政権は、ロシア国内では情報統制を行い、国民に「うそ」をつき続けているようだ。かつて、旧ソ連圏の東ドイツでも、国民に経済の実態をひた隠しにしていたことが後に明らかになった。当時のデータを分析することで、現在のロシアのうそがいつまで維持できるのかを考えるヒントが見えてくる。
「ロシアのうそ」はソ連時代から続いていた?東ドイツのデータで検証
「ロシア帝国」がコンプレックスを抱く理由、旧東側諸国のデータで検証
原田 泰
ロシアのウクライナへの非道な攻撃が続いている。ロシアによれば、ウクライナはロシアと一体であり、西側に走るのはけしからんというのだ。なぜウクライナが西を向くのか。旧ソ連圏のデータからその理由を考える。
「ロシア帝国」がコンプレックスを抱く理由、旧東側諸国のデータで検証
日本の所得格差をめぐる「意外な事実」、国際比較で判明
原田 泰
格差が世界的に問題になっている。日本においても、岸田政権は「新しい資本主義」によって格差を縮小させるとしている。なぜ格差が拡大しているのか、格差をどのように解決するべきなのかを議論する前に、国際比較から事実を整理する。
日本の所得格差をめぐる「意外な事実」、国際比較で判明
日本の財政は本当に危機的なのか?「ワニの口」財政理論のカラクリとは
原田 泰
日本の財政状況は危機的といわれており、このままでは、財政は破綻するとされている。国債の償還ができない、ハイパーインフレになる、金利が暴騰する、円が暴落するなどの危機が起きるというのだ。ところが、現在までのところ何も起きていない。何も起きない理屈ではなく、そもそも財政が危機的状況なのかという認識について、疑問を述べたい。
日本の財政は本当に危機的なのか?「ワニの口」財政理論のカラクリとは
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