由井俊哉
“メンバーの持ち味をとらえ、事業につなげる”リクルートの1on1活用法
1on1によって、マネジャーとメンバーの関係性がよくなったり、コミュニケーションが活性化したという事例をしばしば耳にします。企業としては、それをさらに進化させて、メンバーの成長、ひいては成果や価値創造につなげていきたいところでしょう。この課題に対して、リクルートHRエージェントDivision首都圏統括部では、「1on1を通してメンバーの持ち味を把握し、その力を十分に引き出すべく仕事の機会を提供する」ことをテーマに、取り組んできました。いま、同社で何が起こっているのか、『部下が自ら成長し、チームが回り出す1on1戦術』の著者である人材・組織開発コンサルタントの由井俊哉氏が、同社のキーパーソンにインタビューし、深層に迫りました。

“1on1を実りある場にするには?”組織風土を変えるために必要なのは、マネジャー同士の「ヨコ」のつながり――1on1先進企業に学ぶ(3)リクルート
マネジャー同士のヨコのつながりなくして、組織風土改革なし!?リクルートの絶えざる実践が教えてくれる、1on1の最新活用法とは?

上司と部下の「タテ」関係から、「ヨコ」「ナナメ」へと広がった対話がもたらした驚くべき成果――1on1先進企業に学ぶ(2)日清食品ホールディングス
「1on1×企業内大学」で、内省と学びを加速!日清食品ホールディングスが実現したタテ・ヨコ・ナナメの対話の驚くべき成果とは?

“部下とどんな話をすればいいのか”悩むリーダーの意識を180度変えた研修の正体――1on1先進企業に学ぶ(1)パナソニック ソリューションテクノロジー
“部下とどんな話をすればいいのか”と悩む上司の意識が180度が変わった!パナソニック子会社が導入した研修の正体とは?

リモートで「顔の見えない部下」と誤解なくコミュニケーションするには?外資系製薬会社が見つけた1on1活用法
リモートワーク化で増加する「顔の見えない部下」という新たな課題。外資系製薬会社MSDは、いかにしてその課題を乗り越えたのか?

1on1は本当に部下のためになっているのか?リクルートエージェント若手社員のリアルな声
会社の方針で仕方なく1on1を始めたという企業も多いが、果たして上司、部下ともにどのように受け止めているのか?コロナ禍で1on1に力を入れたリクルートの上司と部下、双方にインタビューを行った。

ウィズコロナの状況であらためて浮き彫りになった「1on1ミーティング」の真価
リモートワークの常態化に伴い、社内コミュニケーションが課題となる企業が急増している。100社に1on1を導入してきた由井俊哉氏が語る、ウィズコロナ時代にこそ必要な1on1の5つのポイントとは?

第1回
効果的な1on1を実践する大前提は「何故やるか」をしっかり理解すること
著者の由井俊哉氏は、外部コンサルタントの立場で、ヤフーの1on1の現場への落とし込みを担当。現在は、1on1導入の経験が最も豊富なコンサルタントとして、数多くの企業でマネジャー層を対象とした指導を行っている。本連載ではその経験を踏まえて、これまで言及してこなかった“1on1の導入法” “1on1の実践法”という具体論を展開する。
