2024.9.26 「ほぼトラ」→「もしハリ」で高まる独自政策の現実味、富裕層課税の強化で金融市場に大混乱リスクも 米大統領選でハリスの勢いが続いている。ハリスは、民主党の大統領選候補者になることが決まった頃から急速に支持を拡大し、大統領選の分水嶺ともいわれた9月10日のTV討論会でも、トランプ相手に優位に進めた。ハリスの答弁は、バイデン政権の政策…
2024.7.24 トランプ優勢で米国経済にかく乱リスク!日本への影響は?【伊藤忠総研が解説】 米国では、景気が大きく落ち込まずインフレが沈静化する「ソフトランディング」達成の可能性が高まっている。インフレ率は、今春には下げ渋ったが、足元では再び低下基調にある。景気も緩やかに減速しており、需要の過熱がインフレ再燃につながる懸…
2024.5.27 バイデンが大統領選に向け保護主義強化、それでも「もしトラ」よりマシなワケ 5月14日、バイデン大統領は鉄鋼・アルミニウム製品やEVなど複数の品目に対して、中国からの輸入関税を引き上げる方針を発表した。バイデン氏は中国の過剰生産などを問題視した政策と主張するが、11月の大統領選を見据え、国内産業の保護をアピール…
2024.4.12 「もしトラ」で不法移民排斥→米国景気が悪化するワケ、日本企業への影響は? 11月5日の米国の大統領選挙は、バイデン大統領とトランプ前大統領の対決になる公算が大きい。現職であるバイデン氏は当初から事実上の民主党候補者であるのに対し、トランプ氏は候補指名争いの山場となる3月5日のスーパーチューズデーを圧勝し、共…
2023.11.27 「米中首脳会談」実現で対中規制はどうなる?アメリカが急接近を狙う国の名前 11月15日、1年ぶりとなる米中首脳会談が実現した。昨年11月のインドネシア・バリ島でバイデン大統領と中国の習国家主席が会談した際、米中間の意思疎通を保つことで合意したが、今年の2月に中国の偵察気球を米軍が撃墜したことで関係が冷え込んだ。…
2023.6.23 「米債務上限問題」が解決でも懸念浮上、日本の金融市場への新たなリスクとは 米国では、国内外の不安材料となり続けてきた「債務上限問題」がようやく解決した。債務上限問題の背景には、米政府が国債発行などを通じて借金できる債務残高の上限が、法律で定められていることがある。
2022.10.26 米中間選挙の「民主党敗北」で生じる、日本企業の懸念とチャンスとは 米国では、今年の11月8日に議会選挙が実施される。この議会選挙は、大統領選の中間年に行われるため「中間選挙」と呼ばれ、現職大統領の業績評価という位置付けにある。「現職大統領の所属政党が中間選挙で下院議席を減らしやすい」という過去の傾…