今の日本人は「脂質」でカロリー摂取?
日本人の摂取エネルギーの推移

 ここで日本人の摂取エネルギーの推移を見ていきましょう。戦後間もない1947年の摂取エネルギーは1856kcalです。そして最近の2014年は1863kcalとほぼ同じです。

同じカロリーでもこんな違う!太る食事、痩せる食事

 最近では、糖尿病予備軍や生活習慣病で悩む方が増えている日本ですが、戦後間もない頃には、このような疾病は現代ほど多くはなかったことを考えると、カロリーの摂り過ぎだけが不健康の原因ではなさそうです。カロリーではなく「食の質」が変化し、栄養バランスが崩れてきてしまっているのが現代の食習慣なのです。

 食の欧米化が進み、現代人は「脂質」の摂取割合が増えています。

 また、朝食の欠食率が高くなっていることで1日摂取カロリーが低めになっている事も考えられます。

同じカロリーでもこんな違う!太る食事、痩せる食事※国民健康・栄養調査より
※食品によって計算処理が異なるため必ずしも合計が100%になりません

 これは、タンパク質、脂質、炭水化物の栄養バランスの比率の変化を表した表です。この表から、カロリー摂取は年々減っていますが、「脂質」の摂取割合が増えていることがわかります。つまり脂質でカロリーを多く摂っているのが現在の状況なのです。