まず、管理のために、紙の手帳やカレンダー、スマホ・パソコンなどの電子機器のどれを使用しているかという質問。20代から70代以上まで、すべての年代で「紙」を使用している人が多かった。全体では46.3%の人が「紙」のみを使用。「紙」をメインに使用している人を合わせると、64.3%になる。

「20代はほとんどスマホで済ませてるんじゃないの」と思っていたが、こちらも「紙」のみ・「紙」メインが6割を超えているので、なかなか意外である。もちろん、年代が若くなるほど「電子機器」のみを使用している人や「電子機器」を主に使用し、「紙」を併用という人が多くなる傾向にはある。

 なぜ紙の手帳を使うのか。その理由を聞いてみると、男女ともにトップ3は「使い続けているから」「慣れ親しんでいるから」「手書きが早いから」となっている。私自身は3位の「手書きが早いから」というのと4位の「手元にあると安心するから」が一番近いだろう。

 それから、個人的にはスマホで予定を確認するときに、いちいち画面に表示させる手間が面倒くさい。アプリをタッチして起動するだけなのだが、その一手間がなんだかおっくうなのだ。手帳の場合は、仕事で机にかじりついているときなら、該当するページを開きっぱなしにしておけばいい。

 ちなみに、紙を使う理由のうち、男女で5ポイント以上の差があったのが、「手書きが早いから」と「書くと覚えるから」という項目。書くと覚えるという理由は自分の中にはなかった。もっと私も書くことで覚えておきたい。月間予定ではなく、週の予定のところに書き込んだ予定をときどき忘れていたりする。反省である。

 一方、電子機器を利用している理由のトップは、「スケジュール変更時に対応しやすい」というもの。これは非常によくわかる。ここ数年、手帳に予定を書き込むときに消すことができるボールペンを使っているが、それより以前は予定の変更があると面倒だった。鉛筆やシャープペンを使えばいいだろと言う人もいるかもしれないが、ほかにほとんど使うことがないので、それだけのために持ち歩くのも面倒だもん。

 電子機器を利用する理由のうち、男女で5ポイント以上差があったのが「使い続けているから」「慣れ親しんでいるから」「コピー&ペーストができる」という3項目。最初の2項目は、今でこそ男女ともに仕事でパソコンを使う人はかなり多いだろうが、以前は男女差があったのかなと思わされる。

 そして、「コピー&ペーストができる」という理由は、仕事で使っていれば、「確かに」と思う人は多いはず。定例の会議などの決まりきった用事を一発で設定できるのは電子機器ならではだろう。手帳だったら「販売会議」なんて彫ったスタンプを用意しないといけない。そこまでやる人はさすがにいないだろう。