締め切りは早めに
フォローとチェックは必須

――そのような人が職場に入って来た場合、上司や同僚はどうしたらいいのでしょう?

 きっちりしたいタイプの人にとっては、耐え難い相手かもしれませんが、以下のような対処のコツを掴めば、だいぶ楽になると思います。

◎ADHD脳タイプの対処法

 (1)締め切りは早めに設定、中間チェックも忘れずに

 期限に余裕を設けても、ぎりぎりまで放置し、結果的に遅れたり、やっつけ仕事になるのがADHD脳です。期限は常に、実際よりも早めの日時を伝えましょう。ただし、「いつも、どうせ早めに言っている」と見抜かれないよう注意が必要です。

 そして中間で何度も、「どうなっている」「できているところまで見せて」とチェックしてください。

 (2)メンタルサポートも重要

 根気に欠けるため、難しいところや分からないことがあると作業が完全にストップする傾向があります。こまめに相談に乗ってあげて、随所でアドバイスを与えましょう。

 (3)段取りを立ててあげる

 仕事の手順、段取りが苦手なのも、ADHD脳の特徴です。一度に複数のことを頼むのはやめて、1つの仕事を終えたのを確認してから、次の仕事を頼むようにしてください。

 (4)ダブルチェックは必須

 普通ではありえないような、簡単なところでミスをするのも特徴です。経営陣やクライアントに提出する資料等は、必ず複数の人間で、ダブルチェック、トリプルチェックを忘れずに。忘れ物が多いので、大切なものは持たせないでください。