こうした背景を理解していると、今回の格下げをより冷静に分析することができます。

 つまり先ほど私とヘッジファンドの友人がバーベキューを続けた理由、

1 S&Pの判断は主観的だ
2 米国債に代わる安全な金融資産などない

 の二つにもうひとつ、

3 格付機関はオールマイティでなく、インパクトは限定される

 が加えられることになるのです。

 債券の世界はその規模にも関わらず、日本では圧倒的に隅に追いやられています。

 しかし債券はプロだけのものではありません。みなさんにとっても投資対象として十分魅力ある存在です。

 私の本『証券会社が売りがたらない米国債を買え!』では、債券の世界と米国債の知られざる魅力を紹介しています。この連載では、その片鱗をお伝えしていこうと思います。

今後の連載予定
8月30日  個人の資産運用に米国債をすすめる3つの理由
8月31日  債券ファンドは買ってはいけない
9月1日   住宅ローンは返すな!
9月2日   おすすめの米国債の買い方・投資方法

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