木造住宅でも100年以上もつ
例えば上の写真のようなケース。木造住宅の床下部分だ。配管からわずかずつ水漏れしていたため、木部が水を吸い上げている。これをもう少し放置しておくと、範囲がさらに広がり、シロアリやカビが蔓延し、やがて腐りが発生する。そうなると修復にはお金も時間もかなりかかるし、建物の寿命にも影響するが、この段階ならかんたんな修復で済む。
「建物の寿命」については、日本では木造の場合はおおよそ30年、RC(鉄筋コンクリート)で47年などといわれている。しかしこれらの数字は、所有者が建物について点検やメンテナンスを怠ってきたことも大きく影響しているのだ。建物の寿命は「1.きちんと設計されているか」「2.設計通りにきちんと工事されているか」「3.予防的で適切な点検・メンテナンスをしているか」の三拍子がそろっていることが必要だ。日本の設計レベルは間違いなく世界一。もしこの3拍子が成立した場合、木造でもRC(鉄筋コンクリート)であっても、最低でも100年はもつはずなのである。
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