また、余分なものを買ってこなかったので、これといって話のネタもない。私のまわりには誰一人として寄り付かなかった。

 お土産の渡し方一つで、先輩と私は天と地ほどの差がついてしまったのだ。

 先輩は意図的に《面白いエピソードを持って帰ろう》と思っていたのだろう。実際、話だけより、物があった方が何倍も面白い。

 変なお土産を買ったのは「無駄使い」ではなく、みんなとのコミュニケーションのための効果的な「投資」だったのだ。

 今となればそれがよく理解できる。

結果を出す人の「無駄遣い」は
何が違うのか

 結果を出している人は一見、「無駄遣い」のように見えるが、極めて効果的なお金の使い方をする。

 今まで多くの成功者やトップ営業マンとお会いしてきた。うまく行っている人は“とにかく買っちゃう”といった衝動買い的な行動をとる傾向がある。

 話の中で《これはいい!》と思ったものが出たとする。

 相手に「ちょっとすみません」と言いながらスマホを操作しだし、その場で購入したりする。

 とにかく行動が早いのだ。

 知り合いの社長は時折、届いた物を開封し「本当に自分で買ったのか?」と全く思い出せない時もよくあるというが…。