中国「無印良品ホテル」に泊まってみた!評判だが違和感満載

 あとは美大の学生か現役デザイナーといった風情の一派が、とり揃えてある日本のデザインや暮らしの本に熱心に目を通している。無印のデザイナー、原研哉氏の本は、中国でバカ売れしている。

 このショップの方は、『日本人ビジネスパーソンの中国若者理解用研修コース』として、お勧めする。

 彼らがどんな服を着て、何をどんなスピードで買い、どういう風に楽しんでいるか、百聞は一見にしかず。休日に来て、ぜひよく見てほしい。日本での先入観を覆されるだろう。

中国でこの価格層のホテルに泊まる人々は
日本より20歳若い

中国「無印良品ホテル」に泊まってみた!評判だが違和感満載

 レストランは大人気で、30分以上の行列だった。

 メニューは軽いイタリアンに中華、日本ミックス、という感じだろうか。

 アボガドとホウレンソウのサラダ(78元、1300円)とか、トマトチーズペンネ(48元、800円)とか、ステーキ(168~398元、3000~6700円)に混じって日式味噌汁(25元 400円)もあり、飲み物も入れて二人で3000円から8000円といったところか。

 私も、ワインとソーセージとパパイヤサラダを食べました。ワインとサラダはけっこう美味しく、ソーセージはとても普通だった。

 でも中国人たちは楽しんでいるように見えた。私が青春時代にそうであったように、見た目もおしゃれなサーモンと梨のサラダやバジルスパゲティを、レストランで初めて食べた思い出になるのだろう。