客観的情報

 ボディデザインに取り組んで、最初に変化としてあらわれる客観的情報は体重ではなく腹囲です。この腹囲は現状の把握や進捗状況の評価に役立つだけでなく、くじけそうになった時にその変化をたどれば、あなたを勇気づけ、やる気を倍増させてくれます。

■いい加減な測定はやらない方がマシ
 腹囲はメジャー1本さえあれば簡単に測定できるように思われがちですが、正確に測定するのは意外に難しく、巻く位置や力の入れ具合によって測定値が変わってしまいます。

 雑誌やテレビなどのダイエット特集などで、腹囲の変化を紹介していることがありますが、測定する位置がバラバラであったり、服の上から測定したり、ひどい場合にはメジャーが斜めになっていることもあります。このような測定方法ではその変化が努力した「成果」なのか、それとも単なる測定誤差なのか判断できず、正確な分析・評価ができません。私たちはこのようないい加減な測定なら行わない方がマシだと考えています。

■腹囲測定の達人になろう!?
 では腹囲を正確に測定するには、どうすれば良いのか。ここでは自分自身で測定する方法を紹介しましょう。

1.まずはメジャー(お勧めはJIS規格)を購入
2.食後は避け、すくなくとも食後2時間経ってから測定する
3.直接、素肌の上にメジャーを当てる(測定時はできればトランクス1枚の状態で)
4.両足をそろえて立ち、お腹に力を入れないようにする
5.メジャーは「おへその真上」(ウエストの一番細いところではない!!)に位置させ、どの部分も床と“水平”になっていることを確認する
6.息を吐いた時の値を読み取り、同じ値が2回得られたら、それを“測定値”する
7.測定値だけでなく、測定時刻も記録する

セルフメジャー

 腹囲は毎週、測定することをお勧めします。その場合、測定誤差を少なくするため、いつも同じ条件(測定する時刻・服装など)で測定するようにしてください。これは体重を測定する場合も同様です。また、最近は一人でも腹囲を正しく測定できるように「セルフメジャー」(写真)なども売られているので、こういう物を利用するのも良いでしょう。

■腹囲85センチ未満は大丈夫なのか?
 内臓脂肪の蓄積増加によって高血圧、高脂血症、糖尿病など、いわゆる生活習慣病が発症しやすくなった状態をメタボリックシンドローム(通称メタボ)といい、男性では腹囲85㎝以上でメタボを疑います。

 では腹囲84.9cmならOKなのでしょうか?