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気はやさしくて胃痛持ち
【第5回】 2012年2月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]

一度開けたら二度と閉めることのない24時間営業。
実家を継いだ店長の気が休まらない日々

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Doctor's Eye

ビジネスマンのストレスと体調の関係について詳しい
杏林大学医学部精神神経科教授 古賀良彦先生(著書

 胃痛があると訴える方のほうが、胃痛のない方よりも人と争わないというデータがあります。胃痛のある方のなかには過剰適応といって、自分は人とうまく付き合えていると思い込んでいて、胃痛の原因が人間関係のストレスであることを自覚できていない方が多いようです。

消化器がご専門
医療法人社団慶洋会理事長 黒瀬巌先生(著書

 胃痛を訴えられて来院する患者さんのなかには、胃痛は気合で乗り切れるからと長年放置してから、受診する方もいます。ストレスにより自律神経が乱れると過剰に分泌された胃酸が胃粘膜を攻撃して胃痛が起こります。繰り返す胃痛の場合は、胃酸過多によって胃の粘膜が傷ついている恐れがあります。まずは市販の胃痛薬などでケアして、我慢をしないようにしましょう。それでも胃痛が続くときは必ず専門の医師の診断を受けてください。

取材メモ

 私の主宰する日本ヘルスケアニュートリケア研究所ではいろいろなドクターたちと研究を進めています。胃痛のある方は、胃痛のない方よりも性格的に真面目で言いたいことが言えないというデータもあります。ストレスがあるのは当たり前、胃痛は仕方がないと諦めず、胃痛がある場合は、早めにケアをしてください。痛みがないだけで仕事に前向きになれると思います。
 

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市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]

1961年生まれ。財団法人日本ヘルスケアニュートリケア研究所 所長。広告代理店で大手私鉄の広報を担当。その後PR会社に転職し、医薬品や化粧品分野に携わる。2003 年にJ&Tプランニングを設立。代表取締役に就任。研究や情報の開発も行いヒット商品を数多く手がける。医療健康美容分野の研究のために2010年財団を設立。


気はやさしくて胃痛持ち

失われた20年と呼ばれる日本経済。そんな長い停滞のなかをがむしゃらに、ひたむきに日々の仕事・生活を生きてきたビジネスマンたち。さまざまなストレスに耐えてきたカラダもそろそろ注意信号を出す頃。いろんな職場のいろんなビジネスマンのいろんな悩みと不調を少し悲しく少しおかしく紹介します。

「気はやさしくて胃痛持ち」

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