「女性の日」は
山尾議員の「晴れ舞台」?

 一方で、質疑に関して「女性の日」などというものまで設けられたようである。もっとも、「女性の日」とは言うものの質疑に立った女性議員は1期目の岡本あき子議員と3期目の山尾志桜里議員。「女性の日」だというのになぜか逢坂議員も質疑に立っているが、市議の経験しかない国会議員1期目の岡本あき子議員のグデグデの質疑からすると、山尾議員のための質疑の機会、復帰の晴れ舞台を作るための大義名分、言い訳作りのようにしか見えない。

 そうなると、岡本議員はさしずめ「刺身のツマ」といったところか。もっとも、当の山尾議員の質問も、往時の勢いはどこへやら、決して質の高いものとは言えなかった。

 そもそも、長妻議員や逢坂議員がベテランとして何回も質疑に立つとして、ひと月続く委員会審議では、いくら新しい問題や課題が見つかったとしても、ネタが尽きてくるのは避けられない。

 加えて、ある種の質問疲れのようなものになってしまえば、質疑のキレも悪くなるし、攻め手も緩んでしまう。

 国会の質問の準備には関係情報の調査・分析から質問の構成の検討、“更問”の準備、質問が他の議員と重なった場合の予備の質問の準備等、多くの時間を要する。議員本人もさることながら、担当する秘書たちの負担は、特に野党の場合は質問回数に比例して大きくなる。

 本来、予算委員会での質疑は基本的には中堅議員を中心に行い、ベテラン議員は、ここぞという時、王手をかけるような質疑、トドメを刺すような質問をする時に質疑に立つべき存在のはずである。