万能型マルチアーティスト!
山の八白としての天才

 岡本さんの作品は、原色と原色がぶつかり合うような激しい色使いが特徴です。
 そして独特の構図。
 日本の美術界がそれまで見たこともないような作品ばかりです。

 岡本さんは万能型のアーティストですから、絵画はもちろん、彫刻、書、陶芸、建築など、器用にさまざまな分野の作品を残しています。

 それは芸術作品に限りません。
 今はなき関西のプロ野球球団「近鉄バファローズ」のシンボルマークは岡本さんがデザインしたものです。

 当時近鉄監督だった千葉茂さんから依頼されたそうです。

 ノベルティグッズの制作、ネクタイや家具、着物やこいのぼりまで、その斬新なデザインを生活の中に取り入れるべく、幅広い分野で活動していたのです。
 テレビ出演や、映画の美術監修もありました。

 山の八白の特性として、なんでも受け入れやってのけるという柔軟さ、器の大きさがあります。
 山は「土系」の特性として自然にあるものすべてを受け、支えることができる性質を持っているからです。

 こんなふうに、これまで彫刻や壁画など芸術に関心がなかった人にも目を向けさせ、芸術や美術をデザインとして私たちの身近に感じさせてくれた最初の人が、岡本太郎さんなのではないかと思います。

 まさに「天才(天の才)」を発揮した人です。

 山の八白・岡本太郎さんの生き方。
 いかがでしたか?

 かけ足で岡本さんの軌跡を振り返ってみましたが、自分の意思を貫く不動心の姿勢がある一方で、自分の想いを実現するためにアーティストとしてのマルチな活動をするダイナミックさには八白らしさが現われています。

 山の八白の方や、「八白の部屋」に入っている方は、岡本さんの作品に接してエネルギッシュな“八白パワー”をもらうといいかもしれません。