生活の90%をパターン化しよう!

 生活時間の90%というと、それは無理だと思われる方が多いかも知れない。

 でも、よく考えてほしい。睡眠時間が7時間とすれば、起きている時間は17時間。その10%、つまり、1.7時間、バッファーになる時間があれば、突発事態が生じたり、どうしても外せない用事が入っても、なんとかこの範囲でこなせるものである。だから、生活時間の90%はパターン化できる。

 それでは、平日と週末の時間をどう使うかを具体的に考えていこう。

 平日には、自由になる時間をいかに効率よく(4)体調維持と(5)自分のための時間に使うか。

 また、(2)生きるための時間、(3)仕事の時間が長引き、(4)体調維持と(5)自分のための時間に食い込まないようにするかが問題だ。

 何かを効率よくやりたいなら、できるだけ多くの時間の使い方をパターン化するのが一番だ。工場の作業と一緒で、同じことを繰り返すと効率も上がってくるからだ。 

 平日、朝起きてから寝るまでをパターン化して過ごす

 たとえば、私の場合はこうだ。

 朝6時に起きたら、すぐに犬の散歩に出る。

 大体のルートは2パターン。家から公園の方に歩いていくか、全く反対側の住宅地の中を歩いていくかの選択となる。

 そして、歩いていく途中で、その日の気分で角を曲がったり、曲がらなかったりするが、角を曲がれば次の角でもう一度曲がり、元のルートに戻る。

 こうしていくと、歩いている時間もおおよそ30分、長くなっても2~3分、短くなってもやはり2~3分という具合である。

 散歩が終わると、食事。これも簡単で、パンとヨーグルト、それに紅茶を飲むだけ。10分かかるかどうか。そして、歯を磨いて、トイレに行って、7時過ぎには家を出る。

 朝早いから、電車もすいており、ゆっくりと新聞を読みながら、オフィス近辺の駅で下車。8時10分前ぐらいである。このときまでに、だいたい新聞は読み終わっている。それから、近くのスタバに行って1時間を過ごす。

 まず、ブラックベリーでメールをチェック。メールで何か問い合わせが入っていれば、すぐに打ち返す。この時間が5分。

 その後は、自分のために約1時間を使う。最近は原稿書きか、読書。司法試験受験前は、もちろんこの間に勉強していた。

 これを午前9時前に終えて、オフィスに行く。