仕事をパターン化すれば、問題解決で悩まない

 オフィスに着いたら、まずはパソコンをつけて、メールを再度チェック。朝一度ブラックベリーでメールは見ているから、特に対応をする必要のあるものはない。

 それから、今日1日の予定をアウトルックと手帳でチェック。昨日から持ち越しの仕事を思い出し、まず何からやるか、1日の予定をどう組み立てるかを大雑把に考える。

 前の日から何かやり残しがあったら、まずそれに取り組む。

 今日、会議をしなければならないなら、すぐに招集をかける。情報が欲しいなら、その持ち主を探し出し、その人にメールを送って、情報を送ってもらうか、ミーティングの時間をとってもらうように依頼する。

 こうして、1日の段取りがついたら、あとは、1日の予定に従って、仕事をこなしていく。

 もちろん、今まで全くやったことのない仕事を頼まれて、効率的に進まないこともある。その場合は、まず依頼者の趣旨をよく聞き、依頼者の考え方を教えてもらい、「だいたいこういうことだな。検討ポイントはこのあたりだな」と当たりをつける。

 そして、次に1.自分で調べる、2.誰かに聞く、3.自分の持っている過去の経験に照らして自分の頭で考えるという3つのステップをたどって、仕事の進め方を考えていく。

 この辺の進め方は、トピックが変わっても応用できるから、いつもこのパターンで仕事に取り組んでいく。新しいことが出てきたときにも、その度ごとに右往左往することはない。

 つまり、ほとんどの動きがパターン化されているから、どういうように動くか、どういうように問題を解決するかで悩む時間はない。

 午後6時半とか7時になれば、仕事を終了。

 もちろん、どうしても今日終わらせなければならない仕事、もう少し今日中に考えておかなければならない仕事があれば残業するが、そうでない限りは、ほぼこの時間帯で仕事終了。

 誰かに会う予定がない限り、家に帰って風呂に入って食事。午後9時半には食事が終わっているという状態だ。

 そして、そこからの1時間半で何かやる。やはり最近なら原稿書き。そのための資料集めである。読書をすることもある。