発売8カ月で早くも53万部を突破したベストセラー『医者が教える食事術 最強の教科書』。その著者・牧田善二医師が5/18の出演に続き、再びTBS『金スマ』に登場。スタジオで出演者たちが驚愕した、これまでの常識を覆す「食べ方」の数々を解説します!
テレビで大反響!太らない、健康になる「正しい食べ方」って?
5月の放送で、「卵は1日に何個食べてもOK」「三角食べはデブのもと」「健康のためのフルーツジュースは逆効果」「ダイエット中でも肉の脂身を取り除く必要はない」…など、これまで健康にいいとされていた食事法の常識を次々と覆し、話題となった牧田善二医師。
スタジオでも「本当?」「ウソでしょ?」「信じられない」が連呼されるほど大盛り上がりに。そんな牧田医師が再び「金スマ」(金曜日のスマイルたちへ)に登場し、またしても驚きの食事法を公開! そのなかからいくつかの「正しい食べ方」「悪い食べ方」をピックアップしてみました。
牛乳さえ飲めば骨が強くなる!は間違い
誰もが一度は聞いたことがあるだろう、「カルシウムを摂って骨を強くするために牛乳を飲みましょう」という言葉。
確かに牛乳には骨や歯をつくる成分であるカルシウムが豊富に含まれています。しかし、牛乳にはそのカルシウムを体に吸収するために必要なマグネシウムがほとんど含まれておらず、期待しているような効果があるかはかなり怪しいのだとか。
カルシウムはビタミンDと一緒に摂れば吸収率がアップするので、サンマやイワシ、しらす干し、サケの水煮缶などと一緒に食べるのがおススメ、とのことでした。
頭を働かせるために甘いものを食べるのは逆効果!
体、そして頭が「疲れたときには甘いものをとると回復する」というのが世の中の共通認識のようですが、実はこれ、逆効果なのです!
よく「甘いものを食べると血糖値が上がるから疲れがとれる」と思われがちですが、牧田先生の著書『医者が教える食事術 最強の教科書』には、「確かに糖質をとれば血糖値が上がり、それによって一瞬だけ幸せな気持ちになります。だからみんな『疲れたときには甘いもの』と思うのですが、糖質摂取で急激に上げた血糖値は急激に下がり、イライラ、吐き気、眠気などさまざまな不調を招いてしまいます」と書かれています。
つまり、頭を働かせるために甘いものを口にすると、かえって眠くなったり、集中力が低くなったり、疲れやすくなってしまう、というのが正しい知識のよう。
どうしても甘いものを食べたい、というときは量を減らしたり、カカオ70%以上のチョコレートをチョイスしましょう。
健康長寿の秘訣の一つが、「肉食」
番組内で唯一、「元気で長生きできる食べ方」として牧田先生から太鼓判を押されていたのが、「肉食」。
過去に金スマに出演した瀬戸内寂聴さん、内海佳子師匠たち、元気な90代の方々もみんなお肉を好んで食べていたのだとか。
『医者が教える食事術 最強の教科書』の中にも「長寿者には肉好きが多いのも事実です」と紹介が。近年、「肉の脂肪を食べるほど、脳出血と脳梗塞の発症率は少なくなる」という実験データが発表され、話題になりました。
「現代人はあまり脂肪をとっていません。脂肪には3つの種類がありますが、体にいい脂肪、悪い脂肪というのはなく、脂肪をとることは長生きの秘訣ともいえます」(牧田先生)。
20万人の糖尿病患者さんを診てきた牧田先生曰く、先生の元を訪れる糖尿病患者さんの約7割の方が肥満傾向にあるそうです。そんな患者さんたちに「正しい食事法」を指導すると、肥満患者の7割の人が痩せていくのだとか。
厳しい食事制限をしなくても、つらい運動でヘトヘトにならなくてもダイエットに成功して、なおかつ健康になれる食事術、参考にしない手はないかもしれません。