定年後気をつけなければいけないのは
メタボだけじゃない!ロコモにも要注意!

 ロコモとは「ロコモティブシンドローム」の略で筋肉や骨、関節など運動器の障害のために立つ、歩く、走るなどの日常生活に必要な動きがうまくできなくなる状態をいいます。ロコモが進行すると介護が必要になるリスクが高くなり、健康寿命を縮める要因にもなっています。

 定年後は活動量が減る方も多く、肥満にも気をつけなければいけませんが、筋肉量や骨量の減少をできるだけ少なくして、いつまでも自分の足で歩き続けるための工夫が必要です。

健康寿命を延ばすためにできること~運動編~

 筋肉量や骨量減少を最低限にとどめるためにも、今のうちから体を動かす習慣をつけておきましょう。

・階段を積極的に使う

 私たちの体の中で一番大きい筋肉は、下半身にあります。階段の上り下りは、太もも、ふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。下肢の筋肉は最も減少しやすいので、今のうちから鍛えておくのがおすすめです。つま先立ちや1段飛ばしで昇ったりして、負荷をかけることもできます。

・歩数を意識する

 最新の国民健康・栄養調査(平成29年度)によると、成人の1日あたりの平均歩数は男性で6846歩、女性で5867歩。皆さんの1日の歩数はどのくらいでしょうか。今はスマホや無料のアプリでも歩数をカウントしてくれるので、計ったことのない方はぜひ一度やってみてください。

 いきなり1日1万歩!と高い目標を設定すると続かないので、+500歩から始めて慣れてきたら徐々に増やしていくといいですよ。車移動の多い方は特に歩数が少なくなるので、意識的に歩くことをおすすめします。