飲みニケーションにもルールがある

懇親会にそんなに効果があるとは信じがたい。
実際、うちも懇親会をよく開いているが、人が次々に辞めていく――。
そんな疑問を抱く社長がいるかもしれません。

もし懇親会をやっても人が辞めていくなら、それはおそらく懇親会がただの飲み会になっているからです。
ただの飲み会だと、社長は語るし、上司は自慢話ばかりするし、内向的な社員はひたすら料理を食べるだけになる。

プライベートの飲み会でどのように飲もうと個人の勝手ですが、会社からお金を出す懇親会ではまずい。

私は、懇親会を福利厚生ではなく教育研修として位置づけています。

だから他の研修プログラムと同じく、懇親会にもマニュアルが用意されています。
人数や席次、チェックイン(近況報告)のやり方も決まっている。
それに沿って懇親会を進めれば、立場や性格に関係なく、みんながコミュニケーションを取れます。