上手な目標設定とは
目指す姿を具体的にあげる

良い目標設定とはズバリ、どんな姿、どんな状態になりたいか、ということをイメージさせるような具体性が入っているものです。

「今、構築している商品が形になり、リピートのお客様が増えれば、安定した業績を挙げられる。そうすれば新規のお客様にも訴求を拡げるフェーズになり、来月5000万円の売り上げも目指せるぞ!」

「個人としても、今まで苦手だった、お客様の課題解決型の営業ができるようになれば、君も安定した営業成績を挙げられ、近いうちにリーダーも任せられるぞ! その為には来月は個人の売り上げで1000万円目指そう!」


数字の目標値はもちろん大切ですが、それに加えて、個人としても組織としても目指す姿が見える目標を設定しないといけません。

単なる数字目標だけでは部下のやる気を失うだけです。
なぜ、その数字を目指す意味があるのか?
ワクワクするような目指す姿が描かれ、その姿を実現する指標として数字目標があることが大事です。

本来目標設定は、部下のやる気を引き出し、組織や個人の成長を促すものです。
ぜひ、部下のワクワクを引き出してくださいね。

部下のやる気が違ってくる!上手な目標設定、ダメな目標設定羽田 徹(はだ とおる)
話し方コンサルタント・トップ講師プロデューサー・株式会社web-school.tv代表取締役
大学生の頃よりラジオDJを始め、1998年に大阪人気No.1のFM802主催の新人DJオーディションに合格。その後FM愛知や文化放送でラジオオDJとして10年間活動。番組降板により挫折し不動産投資会社の営業に転職。話し方を武器にさらに営業力を磨き、2年目にトップ営業になる。2008年にはその営業力が認められ倒産寸前だったロープライス眼鏡会社の取締役営業本部長に就任し、当時64店舗から110店舗への躍進を支える。またインターネットカフェ最大手にて社外取締役を歴任。2012年、ラジオDJとしての話し方の技術、営業力、組織マネジメント力、経営経験などを生かし、組織人事コンサルタント会社のリンクアンドモチベーションにてナビゲーター(研修講師)、ファシリテーターとして活動。大手企業からベンチャーまで年間100件以上登壇、延べ2万人以上の人たちと接する。研修講師の採用や育成の責任者も兼任。新人やマネジメント研修、エグゼクティブへのスピーチ・プレゼン指導、組織活性ワークショップ、働き方改革の為のロジカルシンキング講座などを得意とする。自身の経験から「学びでこの世界を豊かにする」を理念として活動中。著書に『ビジネスマンのためのスピーチ上手になれる本』(同文舘出版)がある。社会人のための「話し方動画教室オンライン」運営。