さらに、ラグジュアリーカードの機能が付いた「ミライノ デビット PLATINUM」も登場した。年会費は1万800円(税込)かかるが、世界1000ヵ所を超える空港ラウンジを年3回まで利用できる、最高1億円の国内・海外旅行傷害保険が自動付帯になる、2名以上でコースを予約すると1名分が無料になる「ダイニングby招待日和」サービスが利用できるなどのプレミアムな特典が付く。また、ポイント付与率も1%に上がる。審査不要でプラチナカードに近いサービスが受けられるのは魅力だろう。

 もう少し手頃な年会費ですむのは、楽天銀行のVisaデビットのうち、ゴールドデビットカード(年会費5400円[税込])。国際線利用時の手荷物預かりや自宅までの空港宅配の優待など、VISAゴールドカードの特典が利用できる。どちらも、海外出張や旅行に頻繁に出かけるならサブカードとしてのメリットがあるのではないか。

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 なお、ブランドデビットカードの使い方は、クレジットカードと変わりない。店でなら「カード1回払いで」と告げ、端末にデビット暗証番号を打ち込むだけ。事前にメールアドレスを登録しておくと、すぐに引き落とし通知が届く。

 現在VISAブランドカードで発行されているものは、ほとんどがタッチ決済に対応しているので、店によっては端末にカードをかざすだけで支払えるのも便利。さらに、一度に利用できる限度額を変更もできる。多くの銀行では初期設定が1回につき50万円になっているが、そこまで利用しないなら数万円まで下げておく方が紛失時の対策としても安心だ。

 キャッシュレス手段は様々あるが、ネックはどこで使えるかという点だろう。その意味ではブランドデビットは加盟店も多く、カード対応している店ならほぼ使える上、代金は即時引き落としだから管理も楽だ。さらに還元率もクレジットカードと遜色ないまでになってきた。クレジットカードを使うのに抵抗があるという人には、ブランドデビットを選ぶのも選択も1つだ。

 一方でデメリットもある。ガソリンスタンドや高速道路通行料、電子マネーのチャージや一部の店舗などで利用できないケースもある。さらに、クレジットカード同様、有効期間が設定されている。見落としがちな注意点として、ネット銀行はコンビニATMでの入出金となるが、その場合は小銭の扱いができない。端数を引き出すには、大手メガバンクの自分口座に振り込むしかないのが難点といっておこう。