資金がショートする可能性ある状態とは?

 もし100%以下であれば、流動負債が流動資産を上回っている状態なので、1年以内に現金化できる資産よりも1年以内に返済すべき負債のほうが多く、資金がショートする可能性があるといえます。

 ただし、流動資産には、先に費用を支払っただけの前払家賃や、売れないかもしれない在庫が載っていることがあり、注意が必要です。この場合、短期的な支払いに使えないので、必ずしも100%を超えていれば大丈夫ということではありません。

 また、B/Sは一定時点の残高を表しているだけであり、翌月にはまったく違う数値になってしまうことがあるので気をつけてください。

自己資本比率を確認しよう

 もう一つの指標は「自己資本比率」です。

 自己資本比率はB/Sの右側の調達のうち、どれくらいを返済不要の純資産でまかなっているかを表す比率です。

 自己資本比率=総資産(自己資本)÷総資産(負債+純資産)

 このように計算します。

 つまり、右側の三角の底辺が広くなればなるほど比率が高まることになります。