夏場は食欲が出ず、うどんやそうめんなど、さっぱりしたものだけで済ませることが増えてしまいがちですが、そんなときもサッとゆでた豚肉とキムチを添えれば、ビタミンB1を手軽に補充できます。豚肉をゆでるのが面倒であれば、チャーシューを買ってきてトッピングするのもありでしょう。

 豚肉は、鶏肉に比べても火を通すのに時間がかかりません。スライスされたものであれば、解凍時間も調理時間も短く、仕事終わりに簡単に料理を済ませたいときにも便利な食材です。

 また、脂身が多い豚バラよりも、赤身が多い豚ヒレ肉やモモ肉のほうがビタミンB1を多く含みます。原形のものを選ぶと、ひき肉よりも赤身の割合がわかりやすく、より効率的に摂取できるでしょう。

(2)豆腐、納豆など大豆製品

 喉越しが良く、食欲がないときでも食べやすい豆腐。コンビニでも手に入るので、気軽に取りやすいですよね。冷ややっこのようにして食べるのはもちろん、麺類やサラダなどにトッピングするのもおすすめです。

 特に、コレステロールが高めの方は、タンパク源としてお肉ばかりを選ぶのではなく、豆腐を積極的に選ぶようにしましょう。ちなみに、絹ごし豆腐よりも木綿豆腐のほうがタンパク質やカルシウムをより多く含んでいます。

 豆腐と同じ大豆製品である納豆には、脂質の代謝を促すビタミンB2が多く含まれています。その量は、ゆでた大豆と比べると約6倍にもなります。というのも、納豆菌がビタミンB2を合成するからです。ビタミンB2には肌の新陳代謝を助ける働きもあるので、日焼けが気になるこの季節にはいつも以上に意識して取りたいものです。