シリアル・イノベーターの先駆けである濱口秀司さんの論文集『SHIFT:イノベーションの作法』を、多士済々はどのように読んでくださったのか。今回は、日本科学未来館の展示企画を年間何本も手掛ける内田まほろさんと、インターネット系のサービスを数々手がけ、最近ではマンガのサービス「アル」を展開中の起業家でありエンジェル投資家のけんすうさんに聞きました。
日本科学未来館のキュレーターで展示企画開発課課長の内田まほろさんいわく、「濱口さんはどんな打ち合わせも数学の問題だと思っているんじゃないか」。
濱口さんのご実家と、内田さんの祖父母宅が近くだったのがきっかけで、少年時代のことをときどき聞くことがあるそうで、「印象的なのは、数学が得意で、大数(「大学の数学」)という雑誌に解答を投稿するのにハマっていた」というエピソードも。「クリエイティブな案件も、方程式や図形に当てはめて“解く”」という濱口メソッドは、最新テクノロジーから生命の不思議まで、さまざまな第一線の研究者・技術者とともに展示企画を年間何本も手掛ける内田さんの仕事において、どのように役立っているのでしょうか。
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また、「とんでもない名著でした。経営者だけじゃなくて、現場の人でも、社内で新しいことやりたいときとかに使えそう」とツイートしてくださった、起業家のけんすうさん(@kensuu)は「イノベーションのやり方について書かれた本は多いですが、この『SHIFT:イノベーションの作法』は、特に大企業や、既存の業界の人が使う際に、とても実践的な内容だと感じました」とのこと!
そして、「イノベーションを起こすうえで重要なのは、実行です。企画が優れていても、実行されなければ、当然意味がありません。」と指摘され、この論文集には実行前に何をどのようにやるべきか具体的に書かれている、とも。
お二人の感想を詳しくご覧になりたい方は、ぜひ<『SHIFT:イノベーションの作法』はどう読まれたか?特設サイト>をご覧ください!